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毛利元就と敗れた陶晴賢

今日は戦国時代の話しをしたい。

中国地方の覇者である毛利元就と敗れた陶晴賢のことを語りたい。

ひとりは占いの結果を重視して、敗者となり、ひとりは占いを利用して大内氏を凌ぐ戦国の雄となったのである。

厳島の戦いでは、元就の奇襲攻撃によって、晴賢は敗れている。陶晴賢が戦が始まって、直ぐにでも毛利を攻めていれば圧勝だった、と言われている。

しかし、彼は、軍師の占いの結果を重視して、「日にちが悪い」と行動をしなかったのである。

一方の元就は、自分の持っている扇(おうぎ)を巧みに利用し、悪日を吉日に変えて、奇襲攻撃を敢行した。

結果として、軍事力や兵数の劣る毛利が勝者となったのである。

占いの結果が全てではないし、絶対ではないのである。

いかに占いや占いの結果を利用するのか、プラスに活用するのかが大切ではないだろうか?

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