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人口減少問題。Clubhouseを覗いたらリアリティありすぎて、そっと閉じました。

皆さんはご存知だろうか、2021年、世界中がコロナ禍の真っ只中にあった時期に一斉を風靡した音声SNSクラブハウスを。

今日、スマホのアプリを整理していて、ふと見かけたクラブハウスに久しぶりにアクセスしてみました。記録によると私の主だったアクセスは2年以上ぶりになるようで、すっかり見た目も機能も変わっています。

時刻は23時過ぎ。「私の知る」クラブハウスでは、この時間はまだまだゴールデンタイム。いわゆるスレッドにあたるroomが数多立ち上がり、人気のroomには数十人、中には数百人といったユーザーが集う活気あふれる時間帯です。

・・・ところが、2024年5月某日夜。日本語のroomは2つだけ。

「(これは私のアプリだけなのだろうか・・・)」そう思いながら、試しに入室してみたら、どちらも中高年風の方々が2、3名でボソボソと内輪話らしいものを話し込んでいる様子で、リスナー役もやはり数人だけという、失礼ながら文字通りの閑古鳥状態に唖然としました。

そもそも彼らも、そんな仲間内での雑談を楽しむ、都合の良いプラットフォームとして利用されているのだろうから、「閑古鳥」とかとは次元の違う話なんだろう。でも、そうなるとLINEとかでも良いよな。

余談になりますが、これってアマチュア無線(430MHzあたり)にどこか似ている感じがしました。そういう意味では「健全」なのかもしれない。

傍でその様子を聞いていた(クラブハウスのルール的にはダメなやつかも・・・でも、もはや・・・)、メタバース上のインターンシップ生が「シャッター商店街みたいっすね」と言うので、「いや、これはシャッター商店街を超えて、もはやゴーストタウン・・」と言いかけて、

「人口が減るってこういうことなのか・・・」


と、裏寒い想像をしてしまったのでした。わたしの住う地域も数年前より人口減少が始まり、予想よりも少し早いペースで減っているらしいが(ちょっとあやふやですので違ってたら申し訳ないですが)、いずれにしてもひしひしと人の少なさを感じる昨今、これほどまでに「過疎ってる」状態のクラブハウスを、そんな私たちの町の未来と重ねてみてしまいました。

そうか、急激に過疎ったクラブハウスに足を運べば、人口減少を肌で感じることができるわけか。一方で、残る人が残るわけだ。ごく僅か。

こういう感じね、なるほど。

やばいな、これ。

Clubhouseに幸あれ。


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