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雑穀米の食感たのしく、味わいやさしいおむすびで昼

「おかめ」で軽く食事をしようと交通会館にやってきた。
ランチどきをちょっと過ぎた時間で空いているだろうと思ってきたら満席でした。
食事もできる甘味処。だから食事時よりそれを外した時間のほうが混んでいるのかもしれないなぁ…、って思って他の店を探した。
おかめの手前にずっと前から気になっていたおむすびの店がある。
「雑穀おむすび専門店maimai」という店。

カウンターだけ、セルフサービスで先払いというお店でおむすびの種類は全部で20種類ほど。
おむすび2個におばんざいと味噌汁がつくセットがあって、ツナマヨ青唐辛子と梅おかかのおむすび選んで注文しました。

お店はにぎやか。ボクが座ったときには半分近くの席が空いていたけれど、それから続々お客さまがやってきてたちまち満席。
ラッキーでした。
10分ほど待ち料理が完成。番号呼ばれて取りに行く。

おむすびは割と大きめ。
握り拳くらいのサイズで、海苔をピッタリ貼り付けて上にそれぞれの具材を貼って仕上げてる。
ご飯の蒸気で海苔にちりめん皺が入っていくのがおいしげで、食欲誘う。
おばんざいは4種類。

豆腐にひじきに切り干し大根、だし巻き卵。
こういうセットにひじき、切り干し大根が付いてくるのはもう定番中の定番なんでしょう。便利ですもの…、しょうがない。

おむすびはいい状態です。
握り過ぎないふっくらタイプ。と言って手で持ち上げて崩れるわけでもない絶妙で、齧るとほろり。口の中でパラっと散らかる。
雑穀米独特の情報量の多さとでも言いますか…、口の中が騒々しくなる感じがたのしい。しかも硬めの炊き上がりで、パラパラがありコツコツがありしっとりもありと食感多彩で心地よい。

具材もたっぷり。しかも味がきっぱりしてる。梅は酸っぱい。おかかどっしり。
びっくりしたのがツナマヨ青唐辛子のおいしいこと。青唐辛子が思った以上にたくさん混じって主張をするの。赤唐辛子と違って辛さは鋭く、舌をつねるような感覚がなんとも痛快。ツナマヨの旨みをひきたて、おいしくさせる。

おむすび自体は味がやさしく、具材の味や風味で味わうって感じも悪くないなと思う。野菜のたっぷり入った味噌汁は味噌より出汁の風味や旨みを味わう趣向。これまたおいしく、満たされました。オキニイリ。


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