見出し画像

歳をとるとあんこがおいしくなっちゃうのね、ミニ3つ!

新宿の小田急ハルクの一階に喫茶店が2軒、並んで出店してる。
ひとつは「ピース」って名前のコーヒー喫茶。お店のロゴは煙草のピースの鳩のマークそのままで、かつては煙草天国だった。
今ではご多分に漏れず全席禁煙になっちゃって、それでもマークは鳩模様。
その隣りにあるのが「時屋」っていう甘味喫茶。

画像1

どらやきがおいしいというのでも有名で、今の季節はかき氷の品揃えも充実してる。

画像2

お店の中は普通の喫茶店って感じ。今日は女性だけでやっていてひとテーブルおきに座ってね…、って張り紙があるもののそれ以外は通常モード。

画像3

ぼんやりしながお店に入って席に着いたらお店の人がアルコール消毒液が入ったスプレイを持ってやってくる。両手を出したらプシュッとスプレイ。「ごめんなさいネ、気づかなくって」って思わず謝ってしまうほどに今じゃこれも当たり前。

画像4

今日の目当てはミニ3点セット。
スモールサイズの甘味類が20種類ほども揃ってて、そこから好きなものを3つ選んで組み合わす。
値段はそれで930円というのがお得な感じ。
問題は、何を3つ選ぶかでかなり迷います。
最初にスパッと決まるのは甘味処で一番好きなメニューの豆かん。
あると思わずたのんじゃう。
それからやっぱり磯辺巻き。餅は小腹満たしにちょうどいい。
もう一種類を、冷やししるこにしようかそれともミニドラにアイスクリームを乗せたもの。いや、甘いものよりところてんかなぁ…、とそれで結局ところてん。昔はあんこが苦手だったからこんなに悩むことはなかったに違いなく、歳をとると食欲って変わるんだなぁ…、ってしみじみ思った。

画像5

3つ揃うと目に涼やかで、それら刻んだ柴漬けと濃いめに出した煎茶がついてひと揃え。ミニサイズとは言えひとつひとつの量はしっかりしていてかなりのボリューム感にニンマリします。

画像6

豆かんの上にはたっぷりのゆであずき。カラコロ口の中を転がりホロリと崩れて塩の風味とやさしい甘みが口に広がる。寒天に黒蜜。そして求肥とほしいものがすべてあるっていうのがステキ。

画像7

磯辺巻きはさっぱり味です。あまり甘くしない醤油味で海苔の風味が引き立つ仕上がり。

画像8

酢醤油に芥子をたっぷりといてスルンとところてんを食べ、お腹を冷やす。やわらかなのに角を感じるスベスベにニッコリしました。オキニイリ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?