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高田馬場の「fry家」。好きなものをちょっとづつというシアワセ
高田馬場の「fry家」。揚げ物屋。
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普通にいわゆるとんかつ定食もあるのだけれど、10種類ほどのフライが用意されていて、好みのものを組み合わせ自分だけのミックスフライ定食を作ることができるというのが人気のお店。
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ミックスフライの基本は「極みささみフライ」。他に3品、4品、5品と、選ぶフライの数で値段が変わってく。
ロースにヒレにメンチにエビととんかつ屋さんのミックスフライの定番料理に加えて、穴子、小柱、アジに野菜と種類は多彩。たのしく迷える。
ヒレに穴子小柱と3品選んで注文します。
調味料が次々整い、まずはサラダがやってくる。
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千切りレタスに白セロリ。キャベツじゃなくてレタスというのがみずみずしくて、シャクシャクとした歯触り軽い。
トリュフの香りのドレッシングをほんのちょっとまとわせるとセロリとトリュフの香りが混じってフランスっぽい香りがしてくる。
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そしてまずはささみフライ。低温の油でじっくり揚げられていて、衣は白い。ご飯と豚汁が一緒に揃う。ささみは塩でどうぞと言われてそうする。
ふっくらとしたささみの食感、パラっと散らかるパン粉と一緒に油の香りがふわっと漂う。
パン粉が焦げていないからでしょう…、風味は軽くて塩がささみの旨みをしっかり引き立てる。
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続いて選んだフライが盛り合わされてやってくる。
ひと口大のヒレはムチッと奥歯で崩れ、分厚い穴子に軽くクリームでまとめられた小柱もほどよきおいしさ。分けてもらったメンチカツもジューシーにして味わい濃厚。食べたいものをちょっとづつというこの幸せに感謝する。
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