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カッペリーニタシヤーと命名いたす!

朝目が覚めて、窓をあけたら鳥の鳴き声。
都心の朝は静かな朝です。朝ご飯を作って食べる。
台所の整理をしてたらパスタの乾麺がどっさりでてくる。ショートパスタにロングパスタ、種類さまざま。
封を切ったカッペリーニが見つかった。
冷製パスタ用に買って作って、あんまり上手に出来なかったときの残り…、だったと思う。カッペリーニは使い勝手が悪くて以降、使わなかった。どうしたらおいしく食べられるんだろうと考え、そうめんの代わりにしたらどうだろう。
「ソーミンタシヤー仕立て」なんていいかもしれないと試すことにした。

ソーミンタシヤー。お店によってはソーミンチャンプルーと呼ぶ料理。チャンプルーには島豆腐が入っていなくちゃいけなくて、ソーメンと野菜やスパム、ツナ缶を炒めて作るこれには豆腐は入れない。だからタシヤー。
キャベツ半玉がありました。それを千切り。タンタンコツコツ、包丁がまな板を叩く音がたのしく目が覚めて続いてピーマン、そしてネギ。
お湯を沸かしてカッペリーニを3分茹でる。
茹でてる間に千切りキャベツをこんがりと焼く。塩と胡椒とカツオのお出汁。火を止めネギをパサッと入れて休ませる。
カッペリーニが茹で上がりザルにとって表面のぬめりをとったら野菜を炒めたフライパンに入れ、ツナの缶詰とピーマンをあわせてザザッと炒めて仕上げ。最後に塩をパラッとふって出来上がり。

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想像以上においしかった。そうめんで作るともったりした麺の粘りが特徴のこれ。カッペリーニで作るとホツホツ、麺が歯切れて口にちらかる感じがおいしい。千切りキャベツん甘さと渋み。ネギの風味に青いピーマンの香りもおいしい。オキニイリです、カッペリーニタシヤーと命名いたす!

で、この料理のコトをFacebookに投稿したらイタリア料理に詳しい人からとてもイタリア的なカッペリーニの使い方に思えます…、ってコメントもらった。
日本でカッペリーニの使い方といえば冷製パスタに仕立てのことが一般的。
けれどイタリアでは冷製パスタのコトを「日本のパスタ」と呼ぶらしく、イタリアの人はカッペリーニを炒めたり、スープの浮身、あるいはオムレツなんかに仕立てるんだという。
美味しいだろうなぁ…、カッペリーニのオムレツなんて。
今度作ってみようと思った。料理の世界は自由で多彩。

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