見出し画像

自家製麺とインドカレーの店!

朝ごはんによもだそば。
新宿の郵便局にゆく用事があり、ついでに近所で食べることにした。
立ち食いそばの店なんだけど、看板には「自家製麺とインドカレーの店」とある。
その看板の通りカレーがおいしい。

画像1

それでカレーがメインのセット。フルサイズのインドカレーにハーフサイズのたぬきそば。それにげそ天を追加した。
朝からにぎわう人気のお店。
テキパキ料理が出来上がる。

画像2

赤みがかったサラサラとしたカレーです。具材はほとんどとけてカレーと一体となり、具材としてそこにあるのは鶏の手羽元一本だけ。そば屋のカレーとは一線を画するユニークなことにいつも感心させられる。
お店の厨房の中には色の浅黒い外人スタッフがいて、元気に声を出しているのだけれど、その片言日本語がカレーのおいしさに不思議な説得力を与えてるのがオモシロイ。

画像3

香り豊かなカレーです。
すっきりとした酸味がまずは口に広がる。
トマトスープのようななめらかでゆたかなうま味と酸味が一旦口に広がり、次第に舌がポカポカしてくる。
ピリピリはしない。
舌が痛くなるような強烈な刺激があるわけではないのに、次から次へと辛みが舌から湧き出す感じ。
そのうち、熱々のご飯が一層熱々になったかのように口の温度が上がってく。

画像4

鶏の手羽元を引き出して骨を持ってスプーンを沿わす。するとスルンと肉が剥がれてカレーの中に落ちていく。追加でとったげそ天をちぎってカレーに加えて食べる。コリコリとしたゲソの食感、天ぷら衣の油のコクがカレーをおいしくしてくれる。

画像5

2つに切ったげそ天のその半分はたぬきそばの中に投入。
それにしてもここのそばのおいしいコト。まず麺は色黒。ざっくりとした歯切れ感といい口の中でバッサリちらかる騒々しさといい、ボクの好みでオキニイリ。
しかもそれに合わせた汁がおいしい。少々甘めで味わい安く、酸味が鮮やか。なによりすごいと感じるのが、力強くて個性的なカレーを食べた直後に口に含んでも、その出汁の風味や汁そのもののコク、味わいがうせぬとこ。
食べてるうちにカレーの辛さと蕎麦の熱さで体が芯からあったまり、ポカポカ汗をかいてくる。一心不乱に味わって、残ったものは骨一本。今日も元気にがんばろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?