今週一週間の元気をもらいにベルクへGO!
今週も元気で過ごそうとベルクではじめる。
家を出るときから「今日は多分ベルクだなぁ…」って思うと自然とウキウキしてきて、思わず気持ちが小走りするように先へ先へと向かってく。
地下鉄の中でも小走りしているような感じで、お店の前に着く頃にはお目々パッチリ。お腹も鳴って、ゴチソウねだる。そんな店。
ここが完全禁煙になってからずっと壁を飾ってた、タバコを吸う人たちを撮ったモノクロ写真が、新宿で戯れる人たちのカラー写真に貼りかわった。明るいムードにホッとする。
今日も朝から大人気。若い人から歳を重ねた人たち。男に女、どちらのカテゴリにもはまらぬ人が集まる店で、新宿という街の縮図のようでもあるのがステキ。そういうボクも周りの人の目にどういう人に見えてるんだろう…、って思って笑う。
トーストがおいしい朝食セットやサンドイッチ。入り口近くのショーケースにはデニッシュだとか調理パンも並んでてどれもおいしく魅力的。でもやっぱりホットドッグの誘惑には抗しがたくてビッグドッグにクワトロフロマージュかけ。普通のコーヒーをお供にしました。
ちょっと時間のかかる料理で、コーヒーとビーパーもらって席で待つ。
5分ほどの待ち時間。ブルブル震えて呼び出されカウンターに取りに行ったら「サービスです」ってスイカが自由に取れるようになっていた。いくつとってもいいのだろうけどみんなお行儀よく一切れずつ。日本っていいなぁ…、ってにっこりします。
ドッグロールから突き出すようにおかれたソーセージ。
圧倒的な大きさ、太さはいつもながら。
惚れ惚れながめる。
はみ出すだけじゃなくて見事な円弧を描いて反っくり返る。
左右対称であるようでいて、キレイに丸まる端の反対側は爪の形のような端。
丸い端っこをパキッと折って、カプッとそれだけまず味わう。
皮がプチュンを弾けて繊細だけど強い旨味をたたえた肉汁がジュワッと出てくる。きめ細やかな肉はなめらか。ウットリします。
とろけたチーズをまとってなんとも気持ちよさげなソーセージ。シワひとつなくパーンッと張りつめ、サクッと歯切れるドッグロールは表面こんがり焼けてカサッと歯ざわりがよい。
生地そのものは空気をたっぷり含んで軽やか。むっちりとしたソーセージの食感引き立て、口を満たしてとろけてく。
パンは噛むとクシュッと潰れる。縮こまって歯切れた途端、口の中でボワンと膨らみ、口を満たしてくれる感じが心地よいうえ、オモシロイ。
クワトロチーズは渋くて酸っぱく、旨味たっぷり、香りも濃厚。かなり個性的な味わいなのにソーセージの存在感が消えるどころか、その存在を引き立ておいしくしてくれるのもたのしいゴチソウ。
最初はシワもよじれもなかったチーズ。時間がたつと冷えてさざなみみたいなシワが入っていくのがまるでベッドの上のブランケットのようでニッコリ。皮が薄くて甘いスイカをシャクシャク食べて朝の〆。ちなみにスイカは種も一緒に食べる派なり。
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