見出し画像

日本橋と丸の内

日本の不動産大手の2023年度、連結決算が先日、発表されました。

まず売上高。

  1. 三井不動産-2,269,103百万円

  2. 三菱地所-1,377,827百万円

  3. 東急不動産HD-1,005,836百万円

  4. 住友不動産-939,904百万円

  5. 野村不動産HD-654,735百万円

1位の三井不動産はなんと2兆円企業なんですネ。
2位の三菱地所と1兆円近い差をつけてのダントツトップ。
それでは営業利益はどうか…、と見てみると。

  1. 三井不動産-305,405百万円

  2. 三菱地所-296,702百万円

  3. 住友不動産-241,274百万円

  4. 東急不動産HD-110,410百万円

  5. 野村不動産HD-99,598百万円

三井不動産と三菱地所の差は一気に縮まる。
企業体質は圧倒的に三菱地所がいいということになるのでしょう。
興味深いのが売上高では3位だった東急不動産が営業利益では住友不動産と逆転し4位になってしまうこと。
しかも住友不動産の半分以下。渋谷の再開発への投資が売上は作ったけれど収益を圧迫しているのかもしれません。

今日は上位2社の三井不動産と三菱地所の話をしましょう。三井さまと三菱さまの企業文化の違いを語ることになるかもしれません。

三井不動産の日本橋

ここから先は

1,851字 / 3画像

ベーシックプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?