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ライスケーキみたいなおむすびだったけど…。

昼におむすび。「teishoku美松」。

入り口脇に「結」の看板。おむすびの売店も併設されてて、店名にteishokuとあるけど、ボクにとってはおむすび屋さん。
いつもおむすびを食べにくる。

ふっくら握って崩れをたのしむおむすび屋さんの中で一番好きな店。
定食はだいたい2000円くらい。
けれどおむすびセットは1250円というのもうれしく、今日もそれ。
おむすび2個に汁に小鉢に漬物がつく。しゃけのおむすびを雑穀米で、梅を白米で作ってもらう。

いつものベテランさんに混じって若い男性スタッフが2名。
小さな厨房の中はにぎやか。ベテランさんが若手に指示を出しつつ仕事はすすむ。
人手はあるけど慣れぬ仕事で時間はかかる。
世代交代の準備なのかなぁ…、人を育てるって大変だ。
しばらく待って出来上がったおむすび定食。

あらら…、おむすびの形がアバンギャルド(笑)。

どうも若い人が作ったようでおむすびというより「ライスケーキ」と言うほうが収まりよさそう。

にぎり方はいつもどおりにふっくら、ゆるめ。中の具材はたっぷりで食べるとハラリと崩れる感じもここらしい。
ご飯の炊き加減もいいんですよね…、サイドの味噌汁は具材たっぷり。大きく切った大根はクチュっと潰れ豆腐はなめらか。小松菜はシャキシャキとした状態で野菜を食べてるって感じにニッコリ。
小鉢の切り干し大根はゴマがパラリとよきアクセント。茄子にニンジン、キュウリにキャベツと自家製ぬか漬けもおいしくて、だからなおさらおむすびがいつも通りならよかったのにと思いながらお腹におさめた。

お金を払おうとしたらベテランさんが飛んできて「おむすびが半端な状態で申し訳ありませんでした」と1000円ちょうどにしてくれた。
作った人…、あとで叱られたんだろうなぁ。それも勉強。また来よう。


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