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浅草寺のおみくじは今日も凶。餃子を食べて福を呼ぶ!

新春の浅草。お参りついでに昼ご飯でもと友人と誘い合ってやってくる。

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雷門で待ち合わせ。二人でくれば必ず並んで写真を撮ってた赤い大提灯の前でパシャリと自撮りする。
「さらざんまい」ってアニメがあってその舞台が合羽橋から浅草界隈。夜の雷門がよく出てきてて、用もないのに夜中にやってきて写真を撮ったりしたものでした。

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風雷神の間を通り仲見世ぶらりで本堂に着く。
お堂の中では一年の安寧を祈る読経が厳かに執り行われていて頭を垂れて無心に聞き入る。今年は前に進めますよう…。

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おみくじを引いたら今年も「凶」でした。でも浅草寺のおみくじは凶が多いと評判で戒めもって生活するための糧としましょう。境内に結んで厄を払った感じ。それにしても今日の浅草の人の多いことにはびっくりしました。お昼時。


浅草の昼に餃子を食べる。

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最初は蕎麦でも食べようと尾張屋本店を目指して歩いていたんだけれど「餃子の王さま」のお店を前を通りかかったら、珍しいことに行列ができてなかった。
餃子好きの友人が、前から来たかったけど来るたび行列であきらめてたんだというから急遽行列の昼にした。

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そもそも正月に餃子というのはめでたいことで、旧正月には友人たちで餃子をくるんで焼いて食べてた。旧正月といういうわけではないけれど、福を包んだ餃子を新年に食べることは良きこととする。

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一階のカウンターはもういっぱい。2階の最後のテーブルもらって餃子をたのむ。ずっと焼き続けの状態なのでしょう…、ササッと出てくる。その焼かれた状態のうつくしいこと。表面こんがり揚がったように仕上がっていて、少々小ぶりで愛らしい。

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餃子があっという間に出てくるのに比して料理は遅い。
小さな厨房でご主人がほぼ孤軍奮闘という状態。
しかも今日はファミリー客も多くて、いつもは昼はほぼ麺類。
今日は一品料理をたのんでビールや紹興酒を飲んでたのしむ人たちの多様な注文に対応するのは大変なのでしょう。
餃子を食べてしばらくしてからお供の料理が運ばれる。
天津飯をたのみました。
オムライスとか天津飯とか卵を使った料理が本当に好きだったから、天津飯があると必ずとっていた。
ここのは少々小ぶりでちょうど大きめ茶碗に一杯分のご飯をふっくら焼けた卵が覆う。グリーンピース5個、卵の上に乗っかっていてなんともめでたい姿がおいしい。

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油をたっぷり吸い込ませ、端の部分はサクサク揚がったように仕上がり、中はしっとり。刻んだネギにカニのほぐし身、椎茸が入ってとても具だくさん。餡はほどよく酸っぱい醤油味。れんげですくって断面みると、焼けた卵の分厚さにウットリします。オゴチソウ。

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友人がたのんだタンメンは太い麺にどっしりとしたスープでまるで長崎ちゃんぽん。天津飯についてくるスープは昔からの醤油ラーメンのスープのようでホッとする。

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刻んだキャベツやネギが口の中でザラッと線維な感じを主張する食べごたえのある餃子です。生地の焼けたところはザクザクで、けれどもっちり弾力がありちょっと甘めで食べやすい。
ただ今の時期、餃子を食べてマスクをするとずっと餃子の匂いがするのにちょっと困った。しょうがない(笑)。


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