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LOVEに朝とおやつのクロワッサン

今日は西新宿に「LOVE」を見に来る。

いつも同じ場所に同じようにLOVEはあり、やっぱりLOVEはゆるぎないよなぁ…、って思う。
それから朝を「ポールバセット」。クロワッサンのサンドイッチとカプチーノを注文しました。
ここは眼の前でカフェラテやカプチーノを作ってくれる。
エスプレッソを沈めたカップにスティームミルクをそっと注いでラテアートを作っていく。
背中を丸めて愛おしそうにカップを持って、こちらに傾けミルクを注ぐ。だからカップの中できれいな模様ができていくのをまじかに見られる。
それがなんだか特別でおいしく感じる。オキニイリ。

ひんやりとしたビルの地下にあって、天窓から注ぎ込んでくる朝の光が目にも眩しい。

ホイップチーズとプロシュートコットのクロワッサンサンドイッチをメインとしました。
プロシュートは塩漬けの豚肉。コットは加熱したって意味だから、つまりいわゆるハムですネ。ホイップチーズをたっぷりのせてブラックペッパーで風味をつけて仕上がっている。

薄切りながらも肉の風味や塩の旨みが強い。しかもざっくり歯切れる感じが力強くて存在感がかなりある。酸味さわやかなホイップチーズは食感ふっくら。クロワッサンをなめらかにする。

ここのクロワッサンはバリバリ系じゃなくてしっとりタイプ。
とは言え齧ると生地が剥がれてお皿にちらかる。噛めばクシュッと縮んで壊れ、バターをにじませとろけてく。
味わい芳醇。朝のお腹にほどよい分量。

ぽってりとしたカプチーノをのんびり飲んで朝のお腹をあっためる。
ミルクの旨味にエスプレッソの苦みが混じる。自然な甘みが口に広がり、朝の気持ちをやさしくさせる、おゴチソウ。


家に帰る途中のサンマルクカフェ。

広々とした店でいつもほどよくにぎやかで、不思議と仕事がはかどる空間。書き仕事するのにぴったり。
テラス席が見えるテーブルが一番好きな場所でそこ。
まだまだ暑くてテラス席は空っぽ。不思議なほどに今日は人通りも少なくて都心にいることを忘れてしまえるのんびりとした景色がたのしい。
アイスコーヒーと仕事のお供にチョコクロ。

今日はちょっと奮発して「プレミアムチョコクロ」。メニューにはプレミアムチョコクロダマンドって書いてある。
d'amande。
つまり of almond、「アーモンドの」って意味。

チョコクロにアーモンドクリームをのせてカリッと焼き上げてスライスアーモンドを散らしてる。
たしかに普通のチョコクロがアーモンド生地のカバーをまとっているように見える外観。繭にくるまったモスラみたいな造形が可愛らしくって、しかも鼻の部分にチョコが突き出ていたりする。

味はというとこれがおいしい。特に食感が好き。
チョコクロの特徴といえば揚げたのじゃないかと思うほどに生地がバリバリで、口の中を騒々しくするところなのだけど、バリバリしすぎてそこがちょっと苦手だったりするのです。

ところがこのチョコクロダマンド、最初にアーモンド生地が前歯をくすぐる。バリバリじゃなくてサクサクこわれて、それに続いてクロワッサン生地がやってくる。
だからサクサクバリッと感じ。

普通のチョコクロが騒々しい食感とすれば、このチョコクロダマンドはにぎやかな程度。そのにぎやかな生地の食感にチョコがとろけてまじってく。好きな食感、好きな味。
アーモンド生地を外してそれだけ食べると蕎麦ぼうろみたいな味や食感。オモシロイ。


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