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百貨店ってそこまでして守らなくちゃいけないものなんだろうか?

行政が民間の事業に口を出すとは越権行為がはなはだしい。
区長の言い分は「ヨドバシカメラは街の顔にふさわしくない」というもの。
百貨店がある街はステイタスが高く、無い街は二流と言っているように聞こえ、ならば秋葉原だとか丸の内は二流の街なんだろうかって思ってしまう。

そもそも西武百貨店の業績が悪いということは、街の人に必要とされていないということで、そこに横槍を入れるのならばなんらかの救済措置を区として発動しなくちゃいない。
でもできることは限られている。
特例をもうけての税制優遇くらいかなぁ…。
もっとも都の場合、法人所得税は区ではなく都が徴収するものだから区長は口を出すしか能がないことになる。
それにそんなことをしたら駅の反対側の東武百貨店が黙っちゃいない。

たしかにヨドバシカメラのギラギラした看板だらけの外観は破壊的でボクもあんまり好きじゃない。
ならば「池袋の街の顔にふさわしい外観のヨドバシカメラを作ってください」とお願いするのが筋じゃないかとボクは思う。

そもそも百貨店が街の顔の役目を果たす時代はとっくに終わってしまっていると思う。
ほとんどすべての百貨店は町の人から必要とされず、すっかり時代遅れの商売になってしまっているんだから、そんなものを「街の顔でございます」と大切に思う気持ちはすっかり時代遅れなんだとボクは思う。

ルイヴィトンさまに救ってもらえばいいのに…

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