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飲食店にあまえ続けたボクたちへの答えなんだろうネ

「すき家」がオペレーションの改善を行おうとしている…、というニュースが先日報じられていました。
行き過ぎた合理化によってワンオペを横行させることで貼られてしまったブラック企業のレッテルを剥がそうと、働き方改革を進める過程での改善が、「利用者にとっては改悪ではないか」というような論調で、それは本当にそうだろうか…、と最新のすき家を探してやってきてみた。

神保町のお店です。

どんな改善かというと「テイクアウトもイートインも同じ使い捨てのパッケージを使用する」というもの。
セルフレジの写真も店内用でありながら、陶器ではなくテイクアウト用のものになっていた。

牛丼の小とうなぎの蒲焼一切れを選んでたのんだ。
dポイントのコードを上手く読み取ってくれなくてモバイル決済に少々もたついていたこともあったのでしょう…、決済終わると同時に商品はもう完成。

レジで受け取りテーブルにつく。
実はすき家の牛丼はおそらく二度目…、そのときの記憶もほとんどなくてそれほど印象の薄い味だったということなのでしょう。
特徴がないというのが特徴かなぁ。
鰻の蒲焼も平均的で悪くはない。

使い捨てのパッケージですから「食器を下げる」のでなく「食べたら捨てる」というスタイルです。

ゴミ箱の扉の上にセンサーがあって、器を近づけると自動で開く。
大きく扉が開くからゴミ箱の中が丸見え。

その乱雑な様子にゴミとは言えなんだかあまりに無惨に見えて「食事をした」というよりも「ゴミを作った」感じになって、ちょっと後味悪くなる。
その良し悪しは、見方、感じ方で変わってくるのでありましょうけど、日本の外食産業はここまで追い詰められてるんだなぁ…、ってしみじみしちゃった。
そしてこれを改悪と言ってのける人たちの意見に意見をしたくなり、書いてみようと思います。
全体公開にしてみようかと思ったけれど、過分に毒が含まれていてやはりサロン限定にして、目次のタイトルを内容が推察できるよう長めにしています。


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