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誰でも作れるバナナジュースも、こんなふうには作れない…!

市ヶ谷にバナナジュースのおいしい店があるんだという。

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「ミバショウ」って名前のお店。
バナナの和名は実芭蕉だから、それでなるほどバナナジュースの専門店。市ヶ谷の近所に住んだことがあって土地勘はあるのだけれど、地図を見てもこんなところにお店ができるような場所はないはずだけど…、と思って来てみた。

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そしたら民家が並ぶ路地の奥。路地入り口に何軒かの飲食店の名前が並んだ看板があり、はるか向こうに何かがぶら下がっているのが見える。

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近づいてみるとなんとバナナが吊り下げられてて、只今営業中の印なんでしょう。熟したおいしげなバナナに釣られるようにお店に入る。
ドアの脇に券売機。カウンターだけ。小さな厨房。メニューはバナナジュースにサンドイッチやコーヒー、スープ。バナナジュースを選びます。

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上等なミキサーに材料を入れてジュースを作る。氷が入っているはずなのにガシャガシャ騒々しい音がしない。ヒュンヒュン、モーターの音だけが低く響いてあっという間にジュースができる。

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お待たせしましたとカップに入れてストロー刺して出来上がり。
バナナ色をしたカップで、中はどうなんっているんだろう…、と思って蓋をとってのぞくとクリーミーで白い色。バナナ色ってバナナの皮の色であって中身は白い。だからジュースは白くて当然。

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味はうっとりするおいしさです。自然な甘みにバナナの香り。軽い酸味が後口さっぱりしてくれて、ぽってりとしたなめらかな食感もなんとも肉感的。
バナナジュースっていう誰もが飲んだことがあるものを、究極にまでおいしく作る。こういう差別化ってわかりやすくていいなと思った。散歩のついでにまた来よう!


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