食べるものも大切だけど良い食べ方がもっと大切

父は重篤な糖尿病でした。
６０代の終わり頃から人工透析を余儀なくされて、寝たきりにななったのも人工透析を腹ペコ状態で終え、病院の食堂に向かう途中の階段を踏み外してしまったことがキッカケ。
タナカくんもインシュリン注射が欠かせぬ人で、それも命を縮める理由のひとつになったに違いない。

ボクもそろそろ父が人工透析をはじめた年齢に近づいてきた。
血液検査の結果をいつもドキドキしながら神妙に聞く。
尿酸値と血中中性脂肪が高め。
それ以外は今はなんとか正常値。
ホッとしてちゃいけませんよ…、どちらも食生活が偏っている証拠だから他の病気を発症する原因になるから注意してくださいねって言われる。

同級生や歳の近い友人とあって話をすると健康法の話題でいつも盛り上がります。
ひさしぶりに会った友人が痩せていたりすると「痩せちゃった」のか「痩せた」のか気になっちゃうんですネ。
年齢的に自分の意思と関係なく加齢や病気で痩せてしまうことがままあるから、「ダイエットしたの？」って聞くのも憚られるのネ。
ボクも２年前に病気のせいで１ヶ月で２０キロ痩せちゃいました。今は１０キロ戻ったけれど…。

先日もお腹周りが随分スッキリした友人に会い、しかも表情が溌剌としていたから、どうしたの？って聞いてみた。
そしたらこう言う。

１６時間ダイエットをしてるんだよ…、って。

１６時間の断食