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リンガーハットの残念なとこ…、それが日本の外食の今

寿司をつまむと、熱いスープを飲みたくなる。それで先日、寿司屋で軽く昼食をとったあと寿司屋の目の前にリンガーハットの店があって気にした。
ちゃんぽんならば野菜もたっぷり食べられそうでお店に入った。

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カウンターだけ。券売機のある店でした。

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気軽な店で券売機…、っていうのはまるでびっくりしなくなったけど、買いやすい券売機のある店は案外少ない。戸惑わぬよう店の表にある大きな貼り出しメニューをチェックして店に入ってボタンを探すも、餃子定食がどこにあるのかまるでわからず右往左往した。
インバウンドの人たちが入ってきたけど、食券買えずギブアップ。お店の人は6人いるもみんなカウンターの内側、厨房にいるから外に出てこない。もっとも日本人は男性スタッフ1人きり。対応を期待するのも無理な状態。もったいない。

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食材が国産であることを誇らしげに謳うポスター。でも果たして「国産であること」で彼らは何を訴えようとしてるんだろう。
国産であればおいしいのか。国産であれば安全なのか。それらがまるで説明されず、例えば現在、中国のロジスティックの世界は日本のそれの基準を遥かに上回っている部分もあって、「国産だから」というぼんやりとしたイメージだけが独り歩きしている感じ。食材の国産化はできても、店内スタッフの国産化には手が付かないってことがなんだか切なくなっちゃう。

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小さなサイズのちゃんぽん麺。おいしいのだけど、どこかで食べたことがあるぞと思う味わい、食感で、そうか「キンレイ」の冷凍麺に似てるんだって思って笑う。そう思ったら餃子も家でキチッと焼き上げる冷凍餃子と同じかもなと感じてしまう。チェーン店ってそういうものかもしれません。

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