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ハムチーズクロワッサンにフィレオフィッシュ®️

夕刻、東京駅の近くで野暮用。時間調節をかねて「カーリーズクロワッサン」。

クロワッサンの専門店で本当においしい。
今、東京駅の構内で一番好きかもしれないお店。コーヒーのお供にひとつう食べてやろうとショーケースの中を覗いた。
プレーンのクロワッサンにあんバターのクロワッサン。どちらも経験済みで他に何かないかとじっくり観察しました。当然ながらどれも素材はクロワッサンで同じ色で同じ形のものがズラッと並んでる。
商品名を書いたパネルも小さくて、目を皿のようにしてショーケースの隅っこに隠れるように一個だけハムとチーズのクロワッサンが残っているのを発見。
それにする。

クロワッサンを2枚に開き、ベシャメルソースを塗ったところにハムをのせ、蓋してチーズを乗せて焼き上げる。
溶けたチーズが軽く焦げるまで焼いて仕上げたクロワッサン。

こういうクロワッサンは結構いろんなお店にあって、ただその多くがクロワッサン生地が具材やチーズが吐き出す蒸気でカサカサ感をなくしてしまう。

ところがこれ…、さすがにチーズがとろけたところは若干しっとりしているけど、それ以外のところはバリバリのまま。
生地が壊れて散らかる騒々しさは見事なまでに焼けたばかりのクロワッサン。

チーズが真ん中の一部に集中されているのと、ベシャメルソースが最小限というのがクロワッサンらしさを台無しにしない工夫なのでしょう。
乾いた生地にむっちりとしたハムが混じる。
ベシャメルソースの旨みにバターのコクが混じっってとろけてく。口の中はお祭り騒ぎでニッコリします。

紙に散らかる生地のかけらを集めてサラサラ口に流し込み、ザクザク噛んでアイスコーヒーごくりと飲んだ。
ゴキゲンさんでございます。


なぜだかフィレオフィッシュを食べたくなった。
…、となるとマクドナルドに行かなきゃいけない。
フライドフィッシュを挟んだサンドイッチはどのファストフードにもあるけれど、フィレオフィッシュはマクドナルドだけ。
商標登録でございますゆえ。
本来ならば「フィレオフィッシュ®️」って書かなきゃいけない。
フィレオフィッシュのタルタルソース多めをたのみ、お供にえだまめコーン。アイスティーをお供にします。

トレイマットは勿体無いから敷かないでってお願いしました。
コマーシャルを見ながら食事をするのはどうにも好きじゃないからわがままいった。
フィレオフィッシュは箱に入ってやってくる。バンズを蒸して仕上げているから神で包むとフカフカ感が台無しになる。特別扱いされてるところも「®️」な感じってクスッとします。

タルタルソースが独特なのね…、酸味が強くてすっきりとした味わいがある。

フカフカバンズにカサカサフライ、そしてぽってりソースが混じり口溶け感が増していくのがいい感じ。
えままめコーンは初めて食べた。

てっきり冷たいコーンサラダのようなものかと思っていたら、
あったかいのね。
ステーキやローストビーフのサイドについてくるスイートコーンのような感覚。
たしかにハンバーガーは肉料理。
だからこういうサイドは悪くないなと思ったりする。なにより枝豆がコツコツ奥歯を叩く感じがたのしくて、野菜を食べた気持ちにもなる。お腹もほどよく満ちました。


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