年のはじめのごあいさつ
新年、明けましておめでとうございます。
おだやかで明るい朝をおむかえのことと存じます。
今日は「歳神様」(としがみさま)をお迎えする日。
年末に大掃除をし、門松やしめ縄を飾り鏡餅を用意する。
お正月の準備はすべて歳神様を家にお迎えするための厳かな準備。
うやうやしくお招きした歳神様からいただけるものが、あたらしい一年を生き抜くための「たましい」。
つまり「お年玉」。
昔の日本の人はお正月に年をとると考えていました。
「年をとる」ことをネガティブに思って「年を重ねる」なんて言い方を好む風潮があるけれど、神様から一年分霊力を「とる」ことが年をとることの本質と思えば寂しいことでもなんでもない。
逝ってしまったタナカくんはずっと56歳のまま。生きていれば今年が還暦。でもお祝いすることはできません。
歳を取るということは生きていること。
感謝しなくちゃいけません。
かつてサカキ家の正月はたくさんの決まりごとのあるちょっと面倒くさいものでした。
特に長男であるボクがすべきことがたくさんあった。
俗に正月にしてはならないと言われるコト
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