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プリンのチェリー

伊勢丹に来たらプリンを食べておこう。

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メンズ館にあるリジーグでオキニイリのプリンをたのむ。
週末ということもあって店はにぎやか。
しかもメンズ館の中にあって、お客様はほとんど女性。少数派の男性はほぼご婦人に連れられやってきました…、って感じが漂う。
おいしいものとおしゃれな買い物はやはり女性がリードしている…、そんな感覚。オモシロイ。

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プリンとたのんで今日はアールグレーのお茶をお供にたのしんだ。
洋白製の足高の器にはいってくるのがまず目においしい。

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昔、上等な洋食屋さんやデパートの特別食堂で食べるアイスクリームやプリンはみんなこういう器でやってきた。子供の目にはそれがなんとも神々しくて、まるで天から器の上に降ってきたようにさえ見えた。
ここのプリンはそのめでたさはそのままに、ホイップクリームに果物、そしてアーモンド。色とりどりで鮮やかで子供の気持ちにしてくれる。

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まずは最初にメロンを食べて、それからホイップクリームを避けてプリンだけを一口。

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焼いて仕上げた硬めのプリン。甘くてバニラの香りが深い。苦いカラメルがたっぷりかかって、甘い中にもキリッと苦味と酸味が混じって大人な味わい。それからホイップクリームを乗せて食べたり、バナナと一緒に口に運んで味わったりと、口の中はお祭り騒ぎ。スライスアーモンドのホツホツ砕ける食感が、プリンのぽってりなめらかな味わい引き立ておいしくさせる。

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チェリーを最後に残してパクリ。クチュっと潰れて甘酸っぱくて、そう言えばいつもこれはボクが食べてた…、って思ってほろり。アールグレイの香りをたのしみちょっとのんびり。さぁ、帰ろう。


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