絵師としてのタナカくんを想う…。
今日はタナカくんの月命日。
画家としての彼の最晩年の話をしましょう。
ゲイ漫画家としての活動を40代の半ばですっかりやめてしまって、それからボクと一緒に業務漫画をいくつか描いた。
けれどそれも彼にとってはそれも心から納得できる仕事じゃなかった。
だからしばらく、ほとんど何も描かない時期がありました。
4年ほど前のことでした。
美術展で「月岡芳年」の絵をみて、まるで雷に打たれたようになったのですネ。
絵の前から動かずずっと見続けて、家に帰ってインターネットで彼の作品を探して