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オモイデ

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2023年9月の記事一覧

キッチン南海の黒いカレーにチキンカツ

思い立って神保町に行く。シズラーのカシミールカレーを食べてたらキッチン南海のカレーを食べたくなった。それで来る。 神保町でタナカくんとふたりでご飯を食べるってなると選択肢はキッチングランかキッチン南海の二択。 タナカくんはキッチングラン派。 ボクはキッチン南海派。 どちらにするかじゃんけんで決めると勝敗は3対7くらいかなぁ…。 タナカくんが何を出すか大体わかる。だから勝とうと思えばほぼ間違いなく勝てるんだけど、負けるとすごく悔しがるからたまに負けてあげいた。 タナカくんが逝っ

四国屋のうどん、四国のおうどん、いなり寿司

昼は歩いて「四国屋」にくる。 タナカくんの住んでたところの近くにあって、近くに「大黒湯」っていう銭湯があった。足を伸ばしてお湯に使った帰りにくるのがたのしみだったお店です。 大きなコの字のカウンターの中が厨房。目の前には大きな茹で麺機。蒸気でメガネを曇らせながら「牛肉うどんとお稲荷さんを」と注文します。 麺が茹で上がるのに時間がかかる。そのためまずサービスのキャベツとキュウリ、大根の自家製漬物。ほのかに酸っぱく、シャキシャキしていたお腹が開く。おいかけお稲荷さんもやってく

有楽町のガード下で10年ぶりのカレーうどん

ごきげんなおしゃべりをたのしんで時間は夕食時のちょっと前。 ひさしぶりに「慶屋」に来てみる。 有楽町の駅の近くのガード下。 並びに小さな食堂があってネ…、名前は「有楽町コンコース」。 マグロ漬け丼の朝食セットが有名だった店でした。 慶屋はカレーうどんのお店。 メニューにはうどんもあるしそばもある。釜揚げだったりきつねだったり天ぷらそばもあったりもする。 でも有名なのはカレーうどんで、銀座で飲んだ〆に昔はよく食べていた。 10年ぶりのひさしぶり。 作り方は丁寧です。出汁を沸

白河そばのそばにカレーに煮卵に思い出

ひさしぶりの白河そば。 牛込柳町というかつて光化学スモッグの名所と呼ばれた交差点の近くのお店。 起伏の激しい谷型地形の底の部分にある交差点。交通量が多い上、車線も少なく交通渋滞が日常的に起こってた。 待機中に吐き出すガスが底に溜まって光化学スモッグを頻発させていたのでしょう…、交差点のちょっと手前に信号を置き車が底にたまらぬように工夫をしてて、今でもなんでこんなところに信号が?って不思議な地域。 今では地下鉄の駅ができ便利になった。 ボクが住んでた頃にはどの最寄駅にも15

祭り囃子とあんみつドーナツ

池袋の町を歩いていたら祭り装束の人と頻繁にすれ違う。どうしたんだろうと駅前広場に行ってみたら今日はお祭り。町ごとのお神輿が練り歩いてた。 そうか、これをタナカくんがみたくてボクを池袋まで呼んだんだなぁ…、って思ってのんびり神輿を見てた。 そしたらネ…、お囃子がお神輿を従えやってきて、しばらくそれに聞き入った。 にぎやかなのにさみしい音色。同じメロディーの繰り返しに太鼓に鐘。なんだか涙が出てきてネ。お祭りみながらひとりで泣いた。 まもなく本当の秋が来るんだとしみじみしまし

not dead luna @ BERG

朝のベルクにやってきた。 お店に入ったらなつかしい曲が流れてた。戸川純がボーカルを務めるバンド。 ヤプーズの「not dead luna」。 タナカくんが大好きで、よく聴いていたし歌ってた。 「お尻だってあらってほしい」ってコピーのウォシュレットのテレビCMの人…、ってボクの中ではずっと変換されてた人が、こんなに自由で豊かな魅力に溢れた人って感じて一緒によく聴いていた。 新宿の朝のムードによくあうことにニッコリします。耳から元気ができあがる。 ベルクドッグにアイスカフェラ

昼のほおずき、担々麺

中野でお昼。担々麺の「ほおずき」に来た。 開店と同時に中に入るといつも以上にエビの香りが漂っている。 エビを殻ごと焼いたときのおいいい匂い。すべてがいい状態なんだろうなぁ…、ってワクワクしながらカウンターにつきのんびり待ちます。 いつもは厨房の外でサービスをしているご主人が、今日は自ら厨房の中で料理を作る。もうそれだけでおいしく感じる。 排骨担々麺の大辛。 タナカくんが「ここの排骨担々麺が一番好き」って言ってた担々麺。中野ブロードウェイでお宝探しをした後は、ここの担々麺

テラスで食べるハンバーガーはやはりおいしい

ウーピーゴールドバーガーでウーピーゴールドバーガー。 渋谷駅から青山に向かう坂道、宮益坂の坂を上り切る直前の路地の長屋の一軒。4段ほどの階段降りた半地下みたいな場所にある。 駅を挟んで西に向かうと道玄坂。飲食店がギッシリ並ぶにぎやかな街。一方、東に向かう宮益坂はオフィスビルが多くて昔は飲食店が続かない街…、って言われていたけど個性的な宝庫ではある。ここも人気が続く店。 タナカくんが好きでした。おいしいハンバーガーが食べたいネ…、って思うとここに来ていたほどで特に表のテラス席

住みたいなぁ…、って思うお店の朝ごはん

曙橋のフレッシュネスバーガーで朝をとる。 家からちょっと歩いたところ。ビルのテナントなんだけど中に入ると民家のような造りの店で、フレッシュネスの展開当初はこういう店が多かった。 「ここに住みたい」って思える店は普段使いにぴったりな店。 マクドナルドに住みたいとは思わないでしょう。 ロイヤルホストは「住めるレストラン」をイメージしながら店舗を作っていったからお店の雰囲気があたたかい。 ここは住めたらいいだろうなぁ…、ってタナカくんといつも言ってた好きな店。 お店の前の通りを

モンスナック。さらさらカレーに揚げたてのカツ

ひさしぶりのモンスナックでカレーを食べる。 創業昭和37年。2021年夏に入居していた紀伊国屋書店の補強工事のために閉店。 そのときの行列たるや、どこにこれほどのモンスナックファンが隠れていたんだろう…、ってびっくりするほどのすさまじさ。 ところが閉店後、半年ほどして場所を変え西新宿の今の場所にお店をあけたら誰も見向きもしない。 本物のファンやお店の近隣の人たちが集まる普通のお店になったんですネ。 閉店だと聞いてやってくる、まるで屍肉を貪るハイエナみたいな人たちがたくさんい

生醤油うどんがなつかしい

うどんを食べに神田の「一福」。 そばもうどんも好きなんだけど、うどんの世界の方が多彩で食べ歩くのがたのしく感じる。 それで最近、うどんを食べる機会が増えた。 ここは中でも好きな店。 淡路町の駅からちょっと歩いたところにある讃岐。開店とほぼ同時にして7割方の席がすでに埋まってる。 調理スタッフが4人、サービス担当も4人とお店の人もにぎやかで、元気でテキパキ。 生醤油うどんを選んでたのむ。「小」でたったの450円。 水でしめたうどんに醤油をかけただけという、うどんの出来がよく