思い出がありすぎて…。
家の近くにあって、なのにといえばいいのか、だからと言った方がいいのか、来づらかった「南昌飯店」。
まるでボクらのダイニングルームのように一時期使っていた店。
中国かぁさんはボクのことをお兄ちゃん、タナカくんのことを弟と呼んで本当にかわいがってくれていた。
彼が逝って一週間くらいした頃だったかなぁ。
たまたま街でばったり会ったカァさんが「ひさしぶり、弟は元気?」って聞くから「亡くなったんです」って答えたら、両手を合わせて「御愁傷様、さみしいネ」って言ってくれた。
いつも街角で