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オモイデ

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2020年8月の記事一覧

本物は東シナ海を超えなかった…、かもしれない。

鼎泰豊にひさしぶりにきてみよう…、と新宿高島屋のお店にきてみる。 開店時間の10分ほど前にお店の到着。 入り口前のベンチに座ってのんびりと待つ。 鼎泰豊は思い出の店。 ボクの父が台湾の飲食店の経営者と新興が深くて、鼎泰豊の人たちとも仲が良かった。 取材を兼ねてタナカくんを含む仕事仲間と一緒に台北にいったとき、鼎泰豊にも行きたいんだと行ったら、ご招待させてくださいと開店前にお店の中に案内される。 今みたいにいろんなところにお店があるような時代じゃなかった。 小さな本店の厨房

今は昔のカレーのトップス

銀座でお昼。ひさしぶりにトップスのカレーを食べてみようか…、と思ってトップス。 銀座松屋の通りをはさんだ隣のビル。 日本料理のざくろと同じフロアにあって、ゆったりとして落ち着きのあるお店のムードはカレーショップではなくレストラン。 昔はいろんな場所にありました。 西武百貨店の中であったり、新宿のルミネにあったりとお洒落商業ビルのお洒落に負けないお洒落なお店。 東京ってすごい街なんだと驚かされた店でもあった。 だってカレーをこの上もなきゴチソウ料理としてふるまう店があるなん

セガフレード・ザネッティ

セガフレードザネッティでお茶をする。 よく使ったお店です。 ひとりでぼんやりしたり、書き仕事の途中に気分転換で場所をここに移して続きをしたりという使い勝手もいい店だった。 でもここでよく待ち合わせした。 あるいは近所で食事して食後のお茶をここでとやってくることも多かった。 そんなときにはボクが注文をしている間に、先に2階に上がって席をとっといて…、ってお願いすることがほとんどで彼が必ず座っていたのが一番奥の隅のテーブル。 今日もそこに座ってのんびり。飲み物はすぐできる。

案山子

歌いたくて歌えない歌がある。 昔は歌えた。 十八番のひとつでもあったほどでメロディーも歌詞もバッチリ頭に入ってる。 でもいつ頃からだろう…、歌いはじめると泣いてしまって歌にならない。 何度も何度も試すのだけどここしばらくはイントロを聴いただけで泣けてきて、タナカくんなんて面白がって内緒で予約したりしてた。 さだまさしの「案山子」って曲。 元気でいるか、街には慣れたか、友だちできたか。 寂しかないか、お金はあるか、今度いつ帰る。 というのが冒頭の歌詞。 こうやって入力して