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オモイデ

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2019年12月の記事一覧

名古屋のなごや

新幹線に「なごや」をもって乗り込んだ。 日本で一番好きな駅弁。父が好きだった駅弁でもある。 六角形の弁当箱に色とりどりのおかずがギッシリ。 最近、こういう「幕の内」系の弁当がすっかり少なくなったよなぁ…、ってしみじみ思う。幕の内というのは「主役なきアンサンブル」。すべてのおかずが等価、同等にふるまうところが特徴で、それらすべてが一定以上の実力であればそのハーモニーはすばらしい。けれどなにかひとつでも残念なものがあってしまうと他のおいしさも台無しにする、とても危険なスタイル

地雷也の天むすって…。

東京駅の駅弁コーナーがスゴいコトになっていまして、日本全国の駅弁が揃っているうえ、スゴい人。 考えてみればJRというネットワークほど、駅弁を流通させるのに適した仕組みはないワケで、駅がある場所はすべて産地。線路でつながっていれば直送可能。 だから駅の中の駅弁コーナーは産直市場のような場所。 お腹がすいてるわけじゃないのに、見てるとお腹が空いてるんじゃないかと錯覚おぼえるほどで、何か買わなきゃ気がすまない。 電車の出発時間は迫る。 それで結局、天むす買った。 はじめて出会った

和牛も寿司も、カニも串揚げも食べ放題…、六本木八山

夜。ごきげんな友人たちとごきげんな食事をたのしもうと「八山」にくる。 六本木のしゃぶしゃぶをメインにした日本料理の店。 ただもともとは寿司専門の「雛鮨」と、しゃぶしゃぶ専門の「八山」が厨房の一部を共用して同居していた。 裏から入ると寿司の店。表から入るとしゃぶしゃぶの店。 しゃぶしゃぶの店で寿司が食べたくなったら隣の雛鮨から出前がとれた。 バブルの時代のたのしみ方です。 その雛鮨も寿司食べ放題で有名になり、それに引きづられるような形でしゃぶしゃぶの店も食べ放題を売り物にす