お茶屋さんで買う冷たいお茶
子供の頃、商店街の子でした。
松山の大街道商店街というアーケード街に住んでいて、同級生のほとんどが何かしらの商売をやっている家の子どもたち。
名前よりも屋号で呼ばれることさえあって、ボクの親父は「へんこつ庵」という鰻屋をやっていたらか、「へんこつのしんちゃん」だとか「うなぎ屋のしんちゃん」なんて呼ばれたりもした。
他にも写真屋だのおもちゃ屋だの下駄屋だの、まるで江戸時代か…、って今となっては笑い話のようだけど、当時はそれが普通のことで誰も不思議と思わなかった。
遊び場は当然