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食べるト楽しむ

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ホガラカな視点で食べるということを考えてみる。 ホガラカな視点でたのしむということを考えてみたら、こんなたのしいコンテンツになりました。 例えば「食べログ」のたのしみ方。例えば「…
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2023年3月の記事一覧

あのオイルサーディンは本当においしかった…。

オイルサーディン。 缶詰の代表的なもののひとつで、そのまま酒の肴にするもよし。料理の素材にするのもよしの使い勝手がいい食品。 とはいえ缶詰の中でも地味な存在。 例えばお歳暮でカニの缶詰をちょうだいすれば、それはそれはありがたい。 それがズワイでなく、タラバの脚肉だけの缶詰だったら、天にも登るほどのうれしさ。 イワシの缶詰にはそんな高揚感を伴うほどの魅力はない。 使い勝手にしてみてもツナの缶詰の使いやすさに比べれば魅力はかすむ。 そんなオイルサーディンが「なんでこんなにおい

作ってみました…、暗殺者のスパゲティ

「暗殺者のスパゲッティ」って料理がある。 Spaghetti all'Assassina。 イタリア語でもたしかに暗殺者のスパゲッティ。 茹でずに焼いて作りはじめる変わったレシピのスパゲッティというのでちょっと話題になってる。 作り方の手順はざっとこんな感じ。 乾麺のまままず焼く。 焦げ目をつける。 トマトスープを加えながら煮含ませるように仕上げていく。 原理はわかる。 けれど本当にスパゲティになってくれるのかいささか心配。 挑戦しました。 おいしい実験、はじま

おいしいカルピスってどんなカルピス?

恥ずかしくって人にあまり言えない食に関する嗜好があります。 食べることを仕事の一部にしているボクです。 えぇ〜、そんな食べ物が好きなの?って思われると損かなぁ…、と思うけれども言ってみたくてしょうがなく。 告白しましょう。 ボクは「うっすいジュース」がたまらなく好き! 子供の頃のカルピスに対する野望

鍋がおいしい!あの鍋ほしい!

「レッドペッパー」の柳川鍋で煮込んで作るラザニアを食べながら、もしかしたらこの鍋にお水を張ってグツグツしたら、ラザニア味のスープができるんじゃないかしら…、って思った 使い込まれた器です。 汁を張り、グツグツ煮込んで調理する。 それが素焼きの陶器ならば、味が器に染み込んでいく。 使い終わって洗ったとしても、素焼きの生地に染み込んだものがすべて流れ出してしまうわけではないでしょうから、案外そういうコトがあるに違いない。 だって実際、京都のとあるお店でそういう話を聞いた。 「