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おいしい食べ物、たのしい食べ方

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おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。
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2020年12月の記事一覧

洋風弁当食べて、今年最後のプリンで〆る

お願いしていたおせちを取りに伊勢丹に来る。 食料品の売り場を中心に年末年始の準備の人たちでてんやわんやの大にぎわい。 しかも今日は早仕舞い。5時から6時に閉店しちゃう。 今年一年の最後のゴチソウを食べておこうとお昼の時間。レストラン街の西櫻亭にやってくる。 新宿でおそらく一番上等な洋食店でオキニイリ。 百貨店の中という場所にあってとても明るい。特に通路に面して作られたテラス席っぽい場所の上には明るい照明。まるで天窓みたいな設えでその下にあるテーブルが好き。 今日もそのテ

ひと足先の花びら餅

買い物の途中に甘いもので気持ちをあっためる。伊勢丹の地下の虎屋菓寮。 コロナ対策で客席が少なくなってしまったこともあってか、待ちの行列ができる店ではあるけれど、みんなまだ買い物に夢中になっているからでしょう。 すぐに座れる。 目当ては昨日から提供されてる「花びら餅」。 初釜のお菓子にも使われる、この季節だけのめでたい生菓子。 薄く伸ばした餅で蜜炊きにしたごぼうと味噌餡をくるんだ目にうるわしく、餅がうっすら桃色で花弁めいてうつくしい。 味噌にごぼうが「大地に根をはる生命

今日はワンタン麺にレタスを浮かべる…、それも美味

土曜日の夜。家の近所の新記で夕食。 手軽においしいものを食べながら軽く飲むのに便利な店で、よく来てた。4月23日からしばらくこれずにいたけれど、ひさしぶりに先月きたらやっぱりおいしく、やっぱり便利。 来るたびコロナ対策が行き届き、今ではカウンターにまで飛沫感染予防用の透明パネルの衝立がある。 窓の向こうに四谷三丁目の交差点。夜の通勤時間ではあり、けれどやっぱり人出は少ない。さみしい気持ちが余計さみしくなっちゃうようなさみしい景色。 もしタナカくんが生きてたら二人でどんな

この時期になると蕎麦がなぜだか食べたくなるネ。

そばを無性に食べたくなって「渡邉」にくる。日が沈む直前の遅めのおやつ。 新宿西口の電気街の中にある店。サラリーマンや若い人たち向けのお店が多いエリアにあって、おじさん仕様のおちついた店。 感染予防対策も怠り無く、寒い冬にも入り口のドアを開け放ってお店の人が外をじっと見ている姿に頭がさがる。 個性的な蕎麦が結構あるお店。 「しらすみぞれ」に「かしわわさび」「木の子たまごとじ」といつか食べてみたいと思いながらも、結局いつも食べるのが「そば三昧」という冷たいそば。一度、温かい

けんちん汁に蕎麦にうどんの合盛りにタレ

家からちょっと歩いて夜の新宿御苑。「志な乃」でお腹をたのしく作る。 昼は近所のおじさんたちでほどよくにぎわう蕎麦の店。 師走の夜はさすがに寒くて、鍋焼きにしようかなぁ…、と最初は思った。鍋焼きそばにしようか、鍋焼きうどんにしようか本当に迷って、結局、そばとうどんのどちらもを食べることができる「合盛り」を選んでたのむ。 でも熱々のものも食べたくけんちん汁もお供にたのむ。 合盛り用のタレと薬味がやってきて、それに続いてけんちん汁。 このけんちん汁がおいしいのです。分厚い陶器

マッシュルーム洋食と呼んでもいいかも…。

クリスマスの今日。浮かれ騒ぎの街で食事をするのはなんだかなぁ…、って思ってそれで御徒町。 御徒町と言えばアメ横をかかえる年末の食材買い出しでにぎわう街で、クリスマスどころじゃないんじゃないかと思ってくるも、クリスマスソングがいろんなとこから流れて耳に飛び込んでくる。 逃げ場なしのクリスマス(笑)。 目当ての店はキッチンさくらい。駅前広場に面して建つビルの最上階。ガラスの箱が積み重なったような構造で、テラスにズラリと鉢植えの木が並んで見える。そこだけまるで宙に浮かんだ庭園み

勇気をもらえるお好み焼きに〆のおかめのクリームみつまめ

ひさしぶりに「きじ」の空気を吸いたくて東京駅前の三菱さまのビルの地下。 来るたび勇気をもらった店でした。 東京は夢に溢れた街。自分らしく生きるチャンスに恵まれた場所。けれど他の街からやってくる人には厳しいところ。家賃は高く競争激しくぼんやりしてると埋もれてしまう。 タナカくんもボクも地方の出身で、ボクはそれでも近くに両親がいてくれた時期があったけど、昔から友人はなく何を頼ればいいのかわからなくて寂しく切なくなるときがある。 田舎に帰ればそんな苦労から解放されるに違いなく、け

クグロフにショコラショー

夜の買い物をしていたら無性にショコラショが飲みたくなった。 伊勢丹の地下のジャンポールエヴァンをちょっと覗いた。 そしたらクグロフとショコラショのセットをメニューにみつける。食べてみたくてしょうがなく、おやつをたのしむことにした。 クグロフ型で焼いたチョコレート菓子が2種類。ビターチョコ味、キャラメル味でそれぞれグレープフルーツのひと房分ほどの大きさしかない。 それにたっぷりのシャンテリークリーム。 どんな味?って小さく切り分け口に含むと、生地はざっくり乾いた感じ。甘

今年は熊さん、クリスピークリームのホリデーアニマル

街が本格的に動き出すまでパソコン仕事をいくつかこなし、待ち合わせをと有楽町。 クリスピークリームでドーナツ食べる。 クリスマス仕様の3種類のドーナツのサンタさんにスノーマンはもう食べた。 残っていたのは熊さんだけで、やっとそれも今日食べられる。 頭の中にはキャラメルクリーム。結構たっぷりはいってて、顔はキャラメルチョコをベースにホワイトチョコの鼻にビターチョコの目。赤と白の帽子は残念ながら紙製で、これがストロベリージェリー味のホワイトチョコレートだったらどれほどステキだっ

特製でなくても中入れは中入れ

8回目の23日にはうな丼を食べてやろうと、伊勢丹の宮川本廛にやってきた。 ふたりで来るといつも「特製中入れ丼」。 ご飯の中にも鰻の蒲焼きがかくれているお得で贅沢な感じが好きで、他の選択肢はほぼなかったからメニューもみないで注文してた。 改めてメニューを見ると、特製の他に普通の中入れ丼もある。何が違うのと聞いてみると鰻の蒲焼きの大きさがほんのちょっとだけ小さくなって、茶碗蒸しと食後のフルーツがつかないんだという説明。 実はこの茶碗蒸しが椎茸だらけで、出汁も椎茸の風味が強い。

復刻万世キングハンバーグ

おいしいハンバーグを食べたいって思ってそうだ…、万世に行こう! それで新宿駅の西口の地下。 随分しずかでちょっとびっくり。かつてにぎやかだった地下鉄ビルの食堂街。ほとんどの店が閉店し、残った店はここと蕎麦屋と排骨麺の専門店。 店の数が少なくなると、フロアー自体が賑わいなくす。 何しろ競合激しい新宿西口というこのエリアで、お店ひとつの力で繁盛させ切るのって大変だろうなぁ…、って思う。 お店の人に「さみしくなりましたね」って言うと、特に夜はさみしくて。それでもわざわざ来ていた

アジフライのなんと分厚くおいしいコト

土曜日の昼。鈴新にくる。 平日は近所の人たちでほどほどにぎわう、のんびりとした店なんだけど、週末ともなるとわざわざ遠くからやってくる人たちで大賑わい。 到着したときは満席で、お店の外でちょっと待つ。 普通のとんかつ屋さんの定食類も多彩に揃う。けれどかつ丼がおいしいというので人気の店。 中でも「かけかつ丼」っていうのが独特。タレで煮込んで卵でとじるかつ丼じゃなくて揚げたてのカツの上に出汁でとじた卵をかけて仕上げるかつ丼。それを食べてみたいとやってくるのでしょう。3分の2くらい

カレー屋さんなのにナポリターノで、なのに麺は伊府麺(笑)

新宿三丁目から新宿駅まで地下通路をのんびり歩いてた。 あぁ、長い間、中村屋に来てないなぁ…、と思って入り口近くを見てたら伊府麺の看板がある。 小麦粉を水を一切使わず卵だけで練った生地。 幅広に切り分け一旦茹でて油で揚げる。それを湯通ししてから使うという手間のかかった麺で、500年ほどの歴史があると言われる。 中村屋が商品化したのが1951年。来年で70年になるのを記念していくつかの期間限定メニューを作ったという告知。 揚げたときに麺の水分が油の中に吐き出され、小さな気泡が

平日ランチにステックフリッツが戻ってきたよ!

ブルックリンパーラーでランチをとった。 新宿三丁目という街は丸の内や赤坂、六本木のような街に比べて大箱レストランがあまりない。 古くから盛り場として開発されてはいたけれど、、丸の内における三菱地所や六本木にあっての森ビルのようなデベロッパー主体の再開発ビルがほとんどなくて、ビルひとつひとつの規模が小さい。 新宿三丁目の王様、伊勢丹にしても百貨店としては小ぶりの建物。 そんな街にあって異色の大きさ。それ故どこか新宿っぽくない雰囲気があって好き。よく来たお店でございます。 お