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おいしい食べ物、たのしい食べ方

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おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。
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2020年5月の記事一覧

よく焼きトーストにツナってあうのネ

週のはじめに銀座に向かう。 銀座の近所に知り合いがいて、仕事の打ち合わせもちょっとしたいから丸ノ内線で銀座を目指す。 四谷三丁目から銀座に向かう電車はいつも混んでる。 特に朝の時間の赤坂見附駅までは、立って移動をするものとずっと覚悟をしていたのに、今日は座れてしかもガラガラ。まだまだ街は動いてないんだとしみじみ思う。 銀座の駅で電車を降りて、地上にでるとまたガラガラでやっているなら朝食を「はまの屋パーラー」で思う。 JRの有楽町の駅を貫くガード下のトンネルみたいな通路を歩

立ち食いそばにもビニールカーテン

ひさしぶりに市ヶ谷の「瓢箪」。お気に入りの立食いのそばの店。 8年ほど近所に住んでたことがあった。俗にいうお屋敷街の億ションで終の住処にしようと思って買った部屋。 ところが事業に失敗し、競売にかかるまで半年ほど住んでいた。誰のものでもない部屋で、まるで管理人のような生活であの頃は本当にお金がなかった。 立食い蕎麦もご馳走に感じるようなときをお世話になったお店です。 朝早くからやっていて市ヶ谷の駅から近くはあるけれど路地からちょっと入った場所。目立つようでいて目立たなくだからや

朝も営業するハンバーガーショップ

朝寝するのがもったいないほどに気持ちいい朝のとある日。 散歩をしました。四谷三丁目から四谷に向かってテクリテクリと歩いていくと、バーグホリックの前に看板。 見ると朝食メニューの看板で、こんな時間からやっているんだと思って朝をとることにした。 ボクの前にお客様がすでにひと組。しばらくしてからもうひと組とパラリパラリとお客様がやってくるのにちょっとビックリ。 メニューを見ると朝限定のコーヒーサブスクリプションをやっていて、散歩の途中にコーヒーだけを飲みに来る人も結構いる。そうい

焼肉店の鉄板焼ランチ、焼きキャベツ

新宿駅の東側で午後から軽く打ち合わせ。 その界隈でランチにしようと歩き回るも開いてるお店探しに難儀する。 せっかくだからいつもは使わぬお店にしようと、ブラックホールという店にする。 ほぼ飲食店だけの商業ビルのワンフロアー。焼肉の専門店です。 和牛を塩で食べるという、今となっては決して珍しくなくなった食べ方を早い段階から導入し、注目を集めた店です。いろんな野菜のナムルやキムチも有名だった。 オープン時間は11時29分。11時半じゃなくて29(ニク)分スタートというのが粋でオモ

崎陽軒の炒飯弁当!

今日は夕方からテレビ会議。 長丁場になっちゃうことも予想され、会議といえば会議弁当だよね…、と思ってデパ地下により弁当買った。 手軽に食べられて、食べそこなって会議の後で時間が経ってもおいしいもの。 それなら崎陽軒がいいだろうと売り場に行ったら、チャーハン弁当があった。しかも今日は一個だけが入荷でそれが残ってた。運命感じてそれにする。 箸で食べやすいようぎっしり詰め込まれたチャーハン。なのに口に入れるとパラッとほぐれて散らかって噛みしめるとふかふか奥歯が沈む食感。冷えてもお

マキアートもパンナコッタも甘やか

食後にセガフレードザネッティ。 おひさしぶりのお店です。 一階にカウンター。エスプレッソマシンやショーケースがならんで開放的なムードが特徴。 ただ今の時期にこのオープンさがいろいろ厄介なところがあるんでしょう。ビニールの壁がグルリと仕切のようになっている。今しばらくの我慢なんだなぁ…、としみじみ思う。 いつものようにマキアートをたのんで一緒に甘いもの。ショーケースの中にイチゴのパンナコッタがあって、真っ赤なゼリーの中に浮遊するイチゴがボクを手招きしました。思った以上に甘

テラスで食べるとゴーストタウンにいるようで…。

先日、新宿の南口に来てロブスターロールのルークスが営業しているのにびっくりしひさしぶりにたのしんだ。 その一階のエッグスラットも営業中。 かつては朝早起きの店だったのが今は11時開店というちょっと短め営業で、でもやってくれているのはなんともありがたいこと。 食べてみようとお店に入る。 注文をするカウンターと客席部分を仕切るビニールカーテンが仰々しくて、気持ちが少々ざわつく感じ。 けれど今ではスーパーだったりコンビニだったり、対面販売の店ではこれが当たり前になっちゃった。お

長らく休業、ひさしぶりの営業再開、八竹

長い間、休業していた家の近所の八竹が再開。 大阪鮨の専門店で、かつては朝早くから夕方6時までが営業時間。 今はちょっと時間短縮。午前11時から17時まで。それで十分、ありがたい。 お店に入るとかつては4つ並んでたテーブルがなくなり、商品受け渡しのカウンターが随分前までせり出していた。 入り口前にはアルコールの消毒液。ビニールカーテン。カウンターの上には商品写真が9枚ならび、商品名と番号がつく。それぞれの商品はあらかじめ折り詰めされて並んでて注文したらすぐ受け取れる。 茶

ツナチェダーチーズはツナ味の洋風肉まん…、みたいな感じ

四谷三丁目からしばらく散歩。四谷の駅の手前まで行き、取って返して30分ほど。 胸の奥まで息を吸い込み、吐いては空を見上げて歩く。 臨時休業の貼り紙が目立つ街角。営業再開の期日が書けぬ再開未定のお店がほとんど。アフターコロナがどうなるんだろう…、としみじみしながら四谷三丁目まで戻ってくる。 ちょっと喉が乾きます。そうだ、しばらく休業していたドトールコーヒーが営業再開してたはず。アイスラテを飲むことにした。お供にツナメルトを作ってもらって2階にあがると結構混んでる。 テーブル席

レタス抜きでもモステリは旨い!

四谷四丁目のモスバーガー。 朝から夕方まで今の時期としては比較的長い時間営業していてありがたい。 平日は店内で食事をすることも出来、週末になるとテイクアウトだけだという。UberEATSの配送スタッフがひっきりなしにやってくるのが、どんなときにも安定している人気を感じる。 テリヤキバーガーとスパイシーチリドッグ、チキンナゲットを注文しお供にたのんだアイスティーとビーパーもらってテーブルにつく。お店の中にはボクひとりだけ。のんびりとしたムードで料理が作られる。 5分ほど待

モンスナック、創業昭和39年、元祖サラサラカレーを食べる!

ひさしぶりに本でも買おうか…、と紀伊國屋書店にやってきた。先日、営業再開を果たしたらしんだけど土曜、日曜は残念ながらおやすみで、しょうがないから地下の食堂街をちょっと覗いた。 ほとんどのお店が閉めている中、古参の名店。「モンスナック」がポツンをお店を開けていた。 カレーの店です。この地下街でも最も古くずっと変わらぬ店の作りに商品構成。この店があいてるだけで、なんだかいつもが戻ってきたような感じさえする。 おやつにします。 一席おきに座ってください…、ってお店の人に言われて

料理は塩が命かな!

空が高くて明るい金曜。昨日吹き荒れた風も落ち着き、ちょっとのんびり散歩した。 お腹もすいて、ひさしぶりにキッチンたかで昼。 ゴールデンウィークあけから徐々にお店の営業がはじまってるよう。近所の「さわ野」っていう日本料理のお店もランチ営業はじめてて、なんだか気持ちがホッとする。 とはいえ町に人は少ない。 ATM待ちの人たちが収まりきらず銀行の表にまではみ出し行列作っているのがこの界隈で際立つ人混み。お店の中は静かです。 入り口に置かれたアルコール消毒液をプシュッと手に取り消

肉と食べるサルサは甘い、ご飯と食べるサルサは酸っぱい

バーグホリックでハンバーグ。 ひさしぶりに肉で元気を出したかったのでありまして、四谷三丁目界隈で一番手軽で一番しっかりとしたハンバーグを食べさせてくれるこの店にした。 さすがに静か。お客様はボクともうひとり、男性客。 スーパーマーケットやコンビニエンスストアで食材買ったり弁当買ったりするより、ずっとこうしてお店で食事をするほうが安全なのに…、って不思議に思う。 デリバリーの配送スタッフが次々やってきていて今の外食のムードを感じる。 ハンバーガーショップではあるけれどすべ

牧のうどんが空を飛んでやってきた!

福岡に住んでいる友人から小包が届く。 開けてみると包が2つ。そのひとつにはパンストックっていうパン屋さんのカンパーニュとキャラメルりんごのパンなんだという。ありがたいなぁ…、って思ってもうひとつの包を開けるとなんと中から牧のうどんのゆで麺が出てくる。 うれしいなぁ…、食欲がまだらな今にはこういうやさしい料理がうれしい。 麺以外にもまる天、煮込んだ肉に天かす、刻んだネギに出汁まで一緒に入ってて、牧のうどんが東京に出張してきたような感じにニッコリします。ありがたい。 まず