見出し画像

解答・解説速報 第36回社会福祉士国家試験解説 現代社会と福祉



榊原福祉チャンネルを運営している社会福祉士・弁護士の榊原尚之です。
第37回の試験に向けて、直近の試験の内容を知ることは大事なステップになります。
是非、一日も早く、過去問で目指すべきターゲットを知り、その過去問を読んで正解に導けるための知識やスキルを身に着けてください。
YouTubeの榊原福祉チャンネルの動画と合わせて学習することをお薦めします。


問題22

福祉における政府と民間の役割に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 平行棒理論とは、救済に値する貧民は救貧行政が扱い、救済に値しない貧民は民間慈善事業が扱うべきだとする考え方を指す。

2 繰り出し梯子(はしご)理論とは、ナショナルミニマムが保障された社会では、民間慈善事業が不要になるとの考え方を指す。

3 社会市場のもとでは、ニーズと資源との調整は、価格メカニズムにより行われ、そこに政府が関与することはない。

4 準市場のもとでは、サービスの供給に当たり、競争や選択の要素を取り入れつつ、 人々の購買力の違いによる不平等を緩和するための施策が講じられることがある。

5 ニュー・パブリック・マネジメント(NPM)とは、福祉サービスの供給に参入した民間企業の経営効率化のために、その経営に行政職員を参画させる取組を指す。

ここから先は

10,293字 / 3画像

¥ 110

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?