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東京って怖いところな話。

田舎民が東京に上京してくるというのは、毎年のように大量発生している。
きっと、若者たちは渋谷や新宿、新大久保に毎週末足しげく通うのかもしれない。

私も上京したての頃はそうだった。新大久保に韓国料理を食べに行き、秋葉原になんかでっかい推しの写真を撮りに行く。ちなみに、田舎民が思っているより都会は歩く。死ぬほど歩く。駅と駅を平気で歩くので、最近歩いてない田舎民はランニングシューズでウインドウショッピングに出かけたほうがいい。足が痛くなる。都会のJKたちが瘦せているのはそういう理由もあるに一票。

東京のやばいところ新宿編

話は変わるのだが、昨年欅坂の映画を観に行った。内容は、今ならAmazonプライムで見てもらえばわかるので割愛する。公開終了の日に新宿のでかい映画館にグーグルマップと戦いながら、向かった記憶がある。ここで問題だったのは、その映画館がだいぶやばめ(治安面)のところにあったことだ。

映画が始まるまで時間があったので、近くの石みたいなベンチに座ってスマホを見ていたら、外国人の人に話しかけられた。日本語が上手で、びっくりしたのだが、話をきいてみると、目的は「LINE教えて」であった。

ここで、突然筆者のスペック紹介だが、残念ながら美人ではない。自己肯定感が高めなので自分のことを不細工とも思っていないが、客観的に見て、声をかけるほどではない。

にもかかわらず、その外国人は話しかけてきた。田舎民にとって、しかもそんなに顔よくない、にとって、人生初めての出来事である。動揺しすぎて結局「LINEやってない」という誰が聞いてもわかる嘘で通した。その外国人とはなぜか握手だけしてバイバイした。もしかしたら、指紋採取を目的としていたのかもしれない。

びっくりして即座に田舎から一緒に上京してきた民にLINEしていると、普通のおじさんが話しかけてきてびっくりした。話の内容は、やはり「LINE教えて」みたいな内容だった。多分、おじさんたちの中でLINE情報の売買でも流行っていたのかもしれない。人生初を秒で更新した私は、怖くなってすぐに映画館に入ろうとした。が、

最後に会ったお兄さんは、忘れもしない。目線があっただけで、ナンパしようとしてきた。目が合っただけで勝負?を挑まれたので、「ポケモンお兄さん」として記憶の片隅に入れているが、きっと彼はほかのお兄さんたちと違い、きっと大物になるのだろう。なぜなら、ほかの弱気おじさんたちと違って、私の行く手を阻んだのだ。3メートルくらい離れた場所から段々と近づいてくる様は、私の中で印象ナンバー1だった。辛うじて「アッ、ワタシ映画ミニイクノデ」見たいな言葉が口から出て、難を逃れた。

あの日以来、新宿にはいっていない。シンプルに町が臭い。


東京の怖いところ銀座編

猛暑日のことであった。休日出勤で、なぜか午前中で仕事が終わった時のことだった。有楽町線に乗るために、銀座と銀座1丁目のくそだる乗り換えの途中の道。なぜか1度地上に出るという、乗り換え方法は雨の日最悪なので、やめてほしい。

その日は晴れており、あとは家に帰るだけなのでルンルン気分で帰っていたのだが、好青年たちに声をかけられた。大学生くらいの青年は、「ここらへんで良い飲み屋を知らないか」と声をかけてきた。正直全然知らないので、「いやー、わかんないです。」の一言で済ませたはずだった。しかし、ここからが問題である。

「お姉さん、出身どこですか?」なぜか引き止められてしまう。私も1人の青年が声をかけてきたのなら警戒をするが、2人の青年だとなぜか気が緩んでいた。段々と怪しいと思い始める。どう考えても用事は済んだのに、話を終わらせようとしない。自分たちはどこから来たとかこの後、女の子も来るから一緒にどうか?とのお誘いまで。今日は無理だと伝えると、ここで伝家の宝刀である。

「L I N E 教 え て」

半分面白くなっていたが、一気に目が覚めた。

これは!!!ナンパではなく、うわさで聞くマルチとやらではないのか!!初めて見ました。帰って調べたら同じようなことをたくさんやっているようだ。

結論:東京の道端の人を信じるな

みなさんもお気をつけて。エンジョイ東京ライフ

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