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【第九話】2020年秋、藤娘はどうなった?!|しがない勤め人、国立文楽劇場で藤娘を舞う

地歌アゲインでさらに基礎固め

さて、2020年9月。
ゆかた会(おさらい会)も無事終わり、
次なにするんだろ?藤娘に戻るのかな?

「藤娘、あと1年近くあるからまだいいでしょう。
もう一曲地歌やりましょう、扇以外の小道具を使うものを。
藤娘は小道具が多いから慣れておきましょう。」

ということで、

縁の綱(えんのつな)。

えーとこれは姉弟子Fさんが舞うのを舞台で見たぞ。
姉弟子Nさんがお稽古してるのも見たぞ。
しっとり大人っぽい感じだったけど大丈夫かな?(何の心配をしているんだ?)

さて小道具。
上方舞でいちばんよく使うのは「扇」。
とにかく扇が基本。2枚使ったりもする。

縁の綱では小道具として「傘」を使う。
傘。雨の日にさすやつね。

舞台や発表会では紗張り(薄ーいスケスケの絹の布が張られている)、
普段のお稽古は和紙が張られているもの。

ちなみ藤娘で使うのは「笠」。
頭にかぶるやつ。

縁の綱、目指すは4月の「はるの会」(おさらい会)。

振りうつしから、ぼちぼちコツコツ始まりました。

↓振りうつしはこんな感じです。

(続く)

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