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10月9日、配信再開!メディア酔談だけど酔談じゃない?

これまでメディア酔談を見てくれていたみなさん、過去の動画を見て次はいつやるの?と思ってた皆さん、お待たせしました!ようやく再開します!10月9日(金)20時からです!また隔週で金曜20時にやっていこうと思います。本当にお待たせしてすみません。

なんで配信をやめていたか、知らない方は、以下の2つを読んでください。

そして相澤が「リハビリ」をはじめてからのnoteも読んでもらうといいですね。

この失態と反省、そしてリハビリに至る流れの中で、みなさんから応援の声をツイッターなどでいただきました。ありがとうございます。一方、私としてちょっとイヤな想いもしました。なんでそんなことを私に言うの?ということがあって。

でも総じて、ほとんどのみなさんは応援してくれていました。相澤がずっと抱えていたことをカミングアウトしたことへの反応も多く、ご自身や身近な方で同じような悩みを持つとの声も聞きました。そう、何らかの心の問題を抱えている人はけっこうたくさんいらっしゃいます。だからこそ、相澤はあえてそこまで共有し、同じ悩みを持つひとの役に立てればとの気持ちもあってカミングアウトしたのでしょう。気安く言うことでもないでしょうけど、機会があればそんなことも言いやすい世の中になればいいですね。

それから、相澤は決してアルコール中毒ではありません。そうじゃないのは私もわかっていました。ただ、いまお医者さんと相談しながら酒とのつき合い方を修正中のようです。だからまったく断酒する必要はない状況なのだと思います。

でも、メディア酔談は「酔談」をやめようと思います。もともとは、ヒマナイヌスタジオのバー風の空間で、飲みながら話すのをそのまま配信するのが面白いとはじめたのですが、しばらくそれは避けた方がよさそうです。相澤が酔っ払ってしゃべるのが面白くはありましたが、度を超えていました。

逆に飲まなくても楽しく話ができるオトナのトーク配信として再開することにします。だから「メディア酔談」の「酔談」は変えます。修正です。一新です。

いまのところ「粋」という字を使って「粋談」としようかなと考えています。落ち着いて楽しく話すオトナだから「粋」じゃなきゃね、と。ただ私はともかくこれまでの相澤とは180度くらいちがうのでハマるのかなとまだ悩んでいます。結局どうするかも含めて、当日のお楽しみですね。(さりげに自分は粋な男だと言ってますね)

再開をこの日にしたのは、翌10月10日が「日本ジャーナリスト会議賞」の授賞式だからです。

この受賞は、相澤と赤木雅子さんの連名なんです。これね、私は画期的ではないかと思うんですよ。つまり、赤木俊夫さんの手記のスクープは相澤と雅子さんの共同作業であり、雅子さんも「ジャーナリスト」として賞を授与する、ということだと思うんです。

これまでの感覚だとそうしないんじゃないでしょうか。これは、メディア酔談で何度か議論してきたジャーナリズムの新しい方向だと私は受けとめています。取材される側もジャーナリストだというメッセージではないでしょうか。ジャーナリズムとは新聞やテレビの記者だけでなく、取材を受ける側も、市民も、共有するものだ。そんなメッセージを感じているのです。

ところで、今日9月27日は珍しく相澤と一緒に映画を見に行きました。ちょっと勘違いしている人もいるので言っておきたいのですが、相澤と私は配信する時以外はともに行動することはほとんどありません。時々「相澤さんに伝えてください」と言ってくる人がいますが、そんなこと言われても次に会うのは次の配信の時なんですけど。漫才コンビじゃないんだから、普段から一緒に仕事してるんじゃないのです。

そのうえ相澤は滅多に映画を見ないので、私が浴びるように映画を見てるけど一緒に見る機会なんてほとんどない。でも今日は「はりぼて」という映画に誘ったらのってきました。

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この映画は富山のチューリップテレビというローカル局の報道部による富山市議会議員の経費使い込みのスクープをドキュメンタリー作品にしたものです。監督は二人の記者。私は今度富山に行って彼らに取材するのですが、舞台挨拶で二人が来るというのでご挨拶に行こうと考え、相澤も引き合わせたら面白いなと思ったんですね。相澤もきっと面白がるだろうと思っていたら、やはり相当面白かったみたいです。

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よほど気に入った様子で、監督のお二人に写真を撮らせてほしいとお願いし、こうして撮っていました。富山に取材に行こうかなとか言い出して。

ローカル局が作ったドキュメンタリー映画と言えば、名古屋の東海テレビがの「さよならテレビ」を思い出しますね。メディア酔談に圡方監督にゲスト出演してもらったのは今年の2月でした。

監督のお二人のうち五百旗頭(いおきべ)さんは、↑この回の酔談を見てくれていたそうです。うれしいなあ。

さてこの「はりぼて」にも私が言う「新しいジャーナリズム」を感じました。「はりぼて」とは立て続けに使い込みが見つかり14人も議員が辞職した富山市議会のことなんですが、同時にチューリップテレビや取材する自分たちのことでもあるんですね。あるいは議員たちを赦してきた富山市民のことでもある。こんな地方議会の情けなさは日本中にありそうだと思うと、日本そのものが「はりぼて」なのかもしれない。

あるいは、富山市議会で起こったことは森友事件とも似通ったところがたくさんあります。議員たちを、市役所の職員たちが守ろうとしている。守るためにウソをついたりしている。近畿財務局と同じなんじゃないか。財務省も、いや、霞が関の国家公務員たちも「はりぼて」なんです、たぶん。

そんな接点を感じたので相澤を誘ったのです。そして、お二人の監督に今度のメディア酔談へのリモート出演をお願いしました。お仕事の都合などが合えば出てもらえそうです。これについてはもう少しはっきり決まってからお伝えしますね。

それで、さりげなく宣伝しちゃうと、メディア酔談再開までにこの「はりぼて」を見ておくと、楽しみ倍増すると思うのでぜひ見てください。メディア酔談ファンの皆さんなら、きっと面白がってもらえると思うな。私は2回見ました。最近2回見たのは、「TENET」だけなので、「はりぼて」は「TENET」と同じくらい見る価値があるということです。映画いっぱい見てる私が言うのだから間違いないですよ。

というわけで、ようやく再開です。ここまで来れてよかった!みなさん、楽しみにしてくださいね!配信はここ↓ いまのうちにリマインダー登録しちゃえ!

追記:サポートの受付を再開しましたがまた停止しました

一時期停止していたサポートの受付を再開しましたが再び停止しました。事情があるからですが、これについては後日ご説明します。

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