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ワンコインランチに思ったこと

このところ、毎日出社している私がお昼ごはんをどうするか毎日考えます。「出費を抑えるには食費から」と思う派なので、できることなら安く済ませたい。だけど美味しいもの食べたい。という葛藤の毎日です。

すき家のランチセット(牛丼並、生卵、サラダ、味噌汁)が税込み500円なのです。下手したらラーメン一杯で1,000円を超えることもあるこの御時世、とても良心的です。今日もここに行ってきました。うん、美味しかった。帰り道で「これがワンコインで食べられるなんてすごいな」って思いました。

「ワンコイン」がお得に感じるのは、金額としての500円のお得感もあろうが、「財布からコイン(この場合500円玉)を1枚取り出して渡すだけ」という「枚数が少ない」というお得感もあるんだろうなと。「1枚」ですからね。

なのですが、私はバーコード決済しちゃいました。財布から硬貨を出すことはありませんでした。もうこうなると「ただの数字」ですよね。

ここで「値上げの話」を思い出したんですよね。この2022年10月から値上げラッシュなわけで、すき家さんもいつ値上げするかわからないなー、このままワンコインだといいなー、なんて思うと同時に、「仮に520円…いや、550円だったとしても私はいいけどな」って思いました。(私は一人の消費者でもありますが、会社員としてサービスを売ってる側でもあるわけで、その際に「適正な利益を確保する」は至上命題なわけです。世の中の状況に合わせて価格改正をするのは当然って思うし、値上げしてもいいからそれに見合うものを提供してくれよ、って思う派です)

で、この場合の20円とか50円が追加されることによって「ワンコイン」ではなくなっちゃいますが、もともとコインを手にしない私としては、スマホに表示される数字が500であっても550であっても、そんなに変わんないな、て思いました。(これは単に「お金に厳密じゃない」だけかもしれませんが)

キャッシュレスというテクノロジーが普及したことによって、お金にまつわる表現や感覚が変わっていくんだなーって思った次第です。会社の近くにあった「ワンコインランチ」のお店は閉店してしまいました。

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