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苫前埼灯台

国道232号沿いの町の中心部と海とを隔てる丘の上に、その灯台はあります。OSC2023北海道への行き道寄り道シリーズは、稚内を出発後、とままえまで到着しました。まずは灯台を見学。

灯火部分の海抜高68m、塔の高さ10.1m。昭和33年の点灯。

コンパクトにまとまった町を一望できる、すてきな丘でした。


また、丘から見て海側にも小さな集落があります。海が目の前、背中はこの丘ということで、津波や高潮時の避難用でしょうか。壁屋根付きの避難通路が斜面にジグザグに設置されています。以下の写真はその出口部分(丘の上の部分)。 気になる人は Google のストリートビューなどで確認してみてください。

折しもこれを書いている 2024年1月1日に、能登半島で大きな地震がありました。苫前のあたりも津波注意報が発令されています。実は正直を言うと、この避難通路を見た時には(単なる石の階段に比べて)あまりにも立派なものだったので「大げさな・・・」と感じていたのですが、津波注意報が出た今、あらためて(偶然にもこのタイミングで)このエントリを書きながら、必要なときに使える避難経路の大切さを実感しました。

被災された震源近くの皆様の、そして苫前の皆様の無事を祈ります。

そして一等三角点へ

灯台の近くにある一等三角点(こちらがメインの目的地)へと続きます。
https://note.com/sakaik/n/n5a8f7137c92e

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