【傲り】ボードゲーム『チャレンジャーズ』 爆裂にわか考察

最初に


最近ボードゲームアリーナで『チャレンジャーズ』というボードゲームにハマったので30戦ぐらいの浅い経験をフル動員して考察記事を書きます。とても聞く耳持てないと思うので興味を持ったら実際にプレイしてみてください()

リンク:BGA『チャレンジャーズ』

どんなゲームかというと、各ターンごとにランダムに提示されるカードをピックしてデッキを強化していって戦う感じ。
HerthStoneのバトルグラウンド的なサムシングです。

1:カードピック(1枚~2枚)
2:デッキからカードを削除(0枚~無制限)
3:他プレイヤーと戦う
4:1~3を繰り返す(予選7回の後、決勝戦)

詳しい解説はてめぇでお調べ遊ばせくださいまし。
2-8人プレイが出来ますが、恐らくBGAの主流であろう4人プレイしかやったことがないのでその前提で書きます。

アーキタイプティアリスト

アーキタイプの名称とかは勝手につけました(多分先達がつけた名称があると思いますが俺はこの記事を書くにあたって他人の記事とかそういうのを読んでいません。なんで?)
ティアSとAの解説や立ち回りなどはまた別個下に記します。
(B以下の解説はこの記事が読まれるようなら追記します)

S(優勝狙える):
幽霊屋敷ミッドレンジ
《新入り》アグロ


A(Sデッキの出来が微妙ならワンチャン):
遊園地ミッドレンジ
《A.I.》ビートダウン
《マスコット》グッドスタッフ

B(卓全体が微妙ならワンチャン):
除外グッドスタッフ
《馬小屋少年》ビートダウン
シティミッドレンジ


C(失敗アーキタイプ、キーカード揃えた上で微妙):
宇宙ミッドレンジ
難破船《マーマン》

個別解説

幽霊屋敷ミッドレンジ

必須カード:レベルB《ティーンエイジャー》、《ネクロマンサー》
優先カード:レベルA《スケルトン》、レベルC《吸血鬼》
あったらいいな:その他幽霊屋敷カード、レベルB《UFO》

個人的には最強デッキだと思っている。
デッキを幽霊屋敷で固め、ベンチの幽霊屋敷カードの数だけ強化される《ティーンエイジャー》を《ネクロマンサー》で使いまわす。
《吸血鬼》は《ネクロマンサー》を使いまわせるので《吸血鬼》→《ネクロマンサー》→《ティーンエイジャー》のコンボが複数回決まれば全ての相手に勝てる。

キーカードがどちらもレベルBだが、序盤で《スケルトン》を取れているかどうかが非常に重要で、2回戦目までに2枚以上取れていたら3回戦目の選択でレベルBを選んでキーカードを探しに行くのが良い。

《ティーンエイジャー》と《ネクロマンサー》、併せて5枚は欲しいため、6回戦目もレベルB選択で良い(というかこのアーキタイプに限らず大体の場合に於いて僕は6回戦目はレベルBを選択している)

ややこしいのは幽霊屋敷カードの中で《執事》《バキュームクリーナー》はそれ自体が単体で強力なカードではあるものの、ベンチを除外する観点からそこまで食い合わせがいいとも言えず、ケースバイケースで取捨選択しませう。
完成度の高い幽霊屋敷デッキが組めていて、そこに1枚だけ《執事》があるとかだったらクビにしていい。

デッキが7種類のためほぼ要らない《執事》とただのパワー5の《バキュームクリーナー》

《UFO》は幽霊屋敷カードではないものの、唯一プールに8枚も存在する《スケルトン》を重ねられる可能性が高く、《バット》すら無い状況なら取っていい。


《新入り》アグロ

必須カード:レベルA《ムービースター》、《メイクアップアーティスト》
優先カード:レベルA《道化師》レベルB《ゴースト》
あったらいいな:他パワー1カード、レベルB《預言者》

人気が高く、対戦時間が長いため非常に不快なデッキ(個人的な感想)
初期配布デッキの《新入り》を《メイクアップアーティスト》で強化した上で《ムービースター》で使いまわし、他パワー1カードで攻めるデッキ。
強カードの《執事》とも相性が良く、《ピエロ》でポイントを稼いできたりパワー5になった《ゴースト》にムチャクチャされたりする。

キーカードがどちらもレベルAのため、序盤から狙いやすいが、
《新入り》より先に《ムービースター》が出てしまう、《メイクアップアーティスト》がデッキの底にいるとマジで何も出来ない、など安定性は低く、そこに《執事》を採用していると更に安定しないのでかなりやりたくはない。

他、レベルB、レベルCで取りたいカードが極端に減るなどあるが、普通に卓に1人はいるし割と優勝もします。

デッキの見た目が痩せているので俺はかなり嫌いな部類ですが、それでも序盤に《メイクアップアーティスト》を2枚取れたら恥を忍んでやりましょう。

遊園地ミッドレンジ

必須カード:レベルA《売り子》
優先カード:その他遊園地カード

遊園地カードのパワーを上げる《売り子》から参入するアーキタイプ。
《売り子》は3枚は欲しいが、レベルA帯にいる時に2枚しか集まらなくてもしょうがなく染めなきゃいけなくなる印象。

遊園地はカード群としてのシナジーが薄く、《売り子》以外は正直どうでもいい。《預言者》が複数枚取れればベターぐらいか。

また、遊園地カードは他のカード群ほど尖った性能のものはなく、良くも悪くも《売り子》を取った後は何も考えず遊園地カードをピックしていればそれなりにまとまった公務員のようなデッキが出来上がる。

全勝優勝した公務員

《A.I.》ビートダウン

必須カード:レベルA《A.I.》
優先カード:レベルA《シェイプシフター》レベルB《マスコット》

パワー2のカードを強化する《A.I.》を主軸にするデッキ。
ティアリストのAには置いたが正味優勝しているイメージは無い。
ただ予選では良く見るので人気なんだろうな。

正直あんまこのアーキタイプを選択した経験がないが、個人的には、
《A.I.》取って《シェイプシフター》取って、そこまではいいものの、レベルAのパワー2で他に強いカードがシナジーの無い《売り子》、《スケルトン》ぐらいになるため中途半端な完成度になる印象。

《レポーター》まで入れている《A.I.》デッキ使いを見るとパワー2ならなんでもいい病気に罹患しているように見えてくる。

このアーキタイプの辛い所として、運よく《A.I.》を序盤に2枚ベンチ送りに出来たとして、それで強化されたカードのパワーは"4"であり、レベルB帯のパワー5バニラに負ける性能しかないということだ。

結局後半は素でパワーが高いカードに1:1交換を取れず負けるという構図をよく見る。序中盤だけ光るデッキで、ではどうやって後半勝つかというと《マスコット》《ネクロマンサー》パッケージを複数枚投入する必要があるだろう。

《マスコット》グッドスタッフ

必須カード:レベルB《マスコット》、《ネクロマンサー》

「じゃあ最初から《A.I.》いらなくね」というデッキがこの《マスコット》グッドスタッフだ。

このアーキタイプに参入する時はレベルAで方向性が決まらず、レベルB帯で《マスコット》を取れた時に藁にもすがる思いでやる。

採用するカード群をバラけさせる必要があるものの、染めるよりはずっと楽で単純に単体のパワーが強いバニラや同時に2枚出たカードなどをさいようしていくだけ。

ただ《ネクロマンサー》は幽霊屋敷カウントが出来る《マスコット》であるので(過言)絶対に取ってください。

嬉しいのが単体パワーに溢れたレベルCのカードを、デッキ的な制約がほぼ無い状態でピック出来ることだ。
(といっても6回戦は追加の必須カードを重ねるためにレベルB選択すべきだとは思う)

最後に

動画投稿者なのでチャレンジャーズの動画を出そうか迷っていますが、1年間失踪している動画シリーズの動画編集にさっさ戻るべきなので戻ります。

天利は死にます。

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