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プロのサービスマン

銀座の一角にあるステーキ屋はこの日も賑わっていた。客層は男性8割、50歳オーバーといったところか。早い時間は、同伴客や、テレビでみる人もいたり、まだまだコロナ前には及ばないにしても、活気が戻ってきた感じがする。でも、遅い時間の来客が少ないとのこと。アフターも減ったとかで、このあたりの回復はまだまだ時間がかかりそうです。

まずは前菜だが、これでもかとでてくる。このままではメインの肉までたどり着けない。400g頼んでいる手前、ほどほどでストップ。「宮崎県産の和経リブロース20日枯らし」と「近江牛A3リブロース40日熟成」を食べ比べることに。

周りを見渡すと、スマホ見てる人、写真撮ってる人が誰一人としていない。若者や食べ歩きの人が来るような店ではないにしてもだ。いまは、誰もが評論家きどりなので、好き勝手言ったり書いたり、少々疲れ気味だったが、昭和な光景にほっとしました。そして、おいしい食事にはスマホより会話だということも改めて。

ここはオーナーがサービスマン。各テーブルごとに目配りしながら、会話を遮ることなく、絶妙な入り方と引き際にプロの仕事を感じたのでした。あれは真似できないな。レストランは料理人も足りていないが、もっと足りていないのはサービスマン。やりがいのある仕事だと思うんだけどなぁ。僕は無愛想なので向いてないけど。

そして、FM COCOLの新番組、門上武司さんの「物見遊山」、1回目のゲストとしてお招きいただきました。放送は、明日10/7と14の2週に渡って。23時30分〜


ありがとうございます!