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「試合のやり方」がガラリと変わった地域での活動

2018年に脱サラして山口県の島に移住したさかえるです。

何を隠そう、パートタイムとはいえ行政のお仕事もしているのです。


山口県の周防大島という人口1.5万人(2020年時点)の島のなかで、最も過疎高齢化が進んだ地域「白木半島地区」の活性化に関する取り組みを行っています。

詳しい内容は↑をご覧ください!

事業主としての収入の柱は別に何本もあるのですが、活動の軸というか、時間的に最も多くのリソースを割いているのがこちらの活動。

地域協議会の事務局として日々打ち合わせの調整から計画づくり、実践までトータルで東奔西走しています。

事務局宛に届いた請求書を地方銀行の窓口に行って振り込みしたり...(今はATMカードを作って対応していますが、ネットバンクは使いづらくて断念...

任意団体の決算をまとめたり...といった事務作業もこなします。

ちなみにこういった作業や方向性の検討は、地域に住んでいる町役場の職員の方も一緒になって考えてくださいます。これが本当に心強い...。

地元をよくご存知で顔も広く、不測の事態がないように「転ばぬ先の杖」を用意してくださるので本当に助けていただいています...。民間人材がいかに優秀であろうと、こういった行政の方のサポートなくしては車のタイヤが片方パンクしているようなもの。


やはり官・民連携とはこうでなくちゃ、と思うような関係性で進められているのでお仕事がお世辞抜きで楽しいのです。エキサイティング!

元々の計画「夢プラン」は、割と玉虫色の計画というか「理想を絵に描いたような」ものだったので、

この制約ある状況下でかえってやることが明確になったのでは。などと思っています。やっていく方向性はシンプルに3つ。

①地域内の住民を中心に活動できて、②地域外からの訪問は最小限にしつつも、③地域の将来にとって必要と思われることは覚悟を持って進める

これが全てですね。むしろ「とりあえず多くの人にきてもらえれば良い」は受け入れ側がとにかく消耗してしまうので、

元々観光地でない地域からするとだいぶハードルが高いと思うのです。

★情報発信内容整理

くれぐれも誤解のないように補足しておくと、観光が悪い、という訳ではなくて、「元々観光地でない漁村集落(活動エリアである白木半島地区)を観光地化することには無理がある」ということですね!

ちなみに山口県の周防大島全体でいえば、観光を大いに盛り上げるべきだと思っていますし、そのお手伝いも少しだけさせていただいていたりします。

地域が発展していく方法はいくらでもあるし、むしろ「外から人が来なくても成り立つ」がやはり地域として、集落として一番強いのではないか、と考えています。

1950年代までは普通だった「個人事業主や家業で成り立つ集落」。

これが実は時代の最先端なのでは、という仮説を立て、

(1)移住定住につながる空き家の掘り起こしと空き家の片付け、(2)地域内の今ある横のつながりをさらに強化するための環境整備や草刈りなど

を実践していくべく、これからもゴリゴリ動いていこうと思います!

ちなみにこういった計画ごとは地域協議会に役員さんが10名近くいらっしゃることと、他にも協議会内に「委員会」的なものがあるので、

これまた複数名に方向性や考えていることをしっかり共有せねばなりません。こうして情報はネットで発信できるかもしれないけれども、

改めてきちんと対話しつつ、いろんな関係者の方にご説明していこうと思いますっ!

明日もがんばるぞいっ!

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