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乾物として管理することの難しさ

水分が多い収穫したてのニンニクは、とにかく管理が難しい。収穫するまでに雨がどのくらい降ったか、畑に水分がどのくらいあるかで傷み具合も左右される。

また、夜露も大敵。日中晴れていても、夜間早朝にはしっかり湿度が上がり、水滴がびっしり付着して濡れてしまうのです。

夜露でびっしょり濡れたニンニク

それに加えて、天日干しもただ干せば良いというわけでもない。ガンガン直射日光を当て、コンクリートなどからの照り返しがあると実はすぐ痛んでしまうものも...。

コンクリートの上に直置きすれば熱と風でいい具合になると思ったわしが浅はかでした。いくつかは、大失敗。

かと言って、ベストである陰干しをすればよいのだが、そう、風通しのよく湿気の溜まらない陰というのは、あまり面積がない。広い場所がないのだ。

乾燥機をかけてしまって一気に乾かせばよいかというのも、そう簡単にはいかない。乾いたものも、湿度が高井環境下にさらせば1日でしっかりカビることだってあります。

風通しがよく、スペースがある程度確保できる陰干し....現実にはそんなところはないので、限られた陰干しスペースを有効活用できるように干し方を工夫し...

乾いた後には一定の温湿度になるせめて断熱の効いた室内にて保管を...試行錯誤、あーでもないこーでもないと、色んな手段を試しながら記録をつける毎日です。


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