50mm単焦点が苦手って話。


今回は50mm単焦点レンズが苦手って話なんですが、単焦点というか画角の話ですね。

50mm、人間が片目をつぶってみる画角と同じだとか、圧縮効果が浅いから自然だとか、まぁ色々言われる画角ですが、僕は何故か苦手です。

苦手というか、可もなく不可も無いというか、味付けが薄いというか、自然過ぎる感じが逆に不自然に感じてしまうと言えば分かりやすいですかね。

仕事だと、それが大事って事も多いので、仕事ではよく使います。
テーブルフォトには使い易いし。

同じような理由で、35mmも苦手です。

とはいえ、仕事以外は苦手ってのもカッコつかないので、ちょっとブラブラしながらスナップしてきました。
ので、作例を見ながら解説して行きましょう。
今回は画角の話なので、jpeg撮って出しでは無く、RAWを現像しております。
使用したカメラは、NikonZ8、レンズはZ50mmF1.8です。

Z50mmはそこそこ寄れます。
多分、開放で撮ってます。
なんかモフモフ。こちらはF5.6です。
F5.6で寄って撮った時のボケ感は好きです。
特にポートレート。
電線に止まるカラス。
遠方の描写も、絞れば綺麗にディテール出ますね。
これはレンズの性能もありますが。
程々の圧縮効果が、逆にシネマティックな雰囲気を出してくれますが、シチュエーション次第。
可もなく不可も無い、単調な写真。
これに何か違和感を感じてしまいます。
上と同じく。
ただまぁ、開放で撮っているのでボケは強い。
でも何かiPhoneとかで撮りました感がありますね。
程々の圧縮効果。
悪くないんだけど、やっぱりもう一声欲しい。
テーブルフォトには良い画角。
酔っ払って撮ってるのでだいぶ適当。
F4ですが、もっと絞った方が良いですね。


ポートレートの作例はありませんが、やっぱり個人的には?ばかり浮かんでしまいます。

癖が無いから、技術が出る画角なんでしょうね。

ともすれば、普段から癖に頼っていると言う証明なので、そう言った現実を見せられるから苦手なのかもしれません。

ちなみにこの記事を書き掛けの段階で仕事がちょっと忙しくなり、公私共に50mmを使う機会がありまして、改めて次回また50mmの事を書きます。

苦手な50mmですが、ちょっと好きになってきたぞ。

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