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【Starlight Destiny#4】お墓参り

拝み屋の家系からなのか?とにかくご先祖様に対してのお墓参りは我が家の毎月の大切なイベントであった。
私も幼稚園の年少からは近くなら一人でお墓参りに出向いていた。
お線香は危ないので合掌のみだった
一つのお墓に3人祭られるているとそれぞれの亡くなった日を祥月命日
1人目15日・2人目21日・3人目25日としたら
15・21・25日にお墓参りで出向く。
年一回の本来亡くなった月日にお墓参り

父方・母方のお墓がそれぞれいくつかあったのでメモを取って
必ず出向くという必ず守るしきたりのようなことが存在していた。
今の年代の方々にはありえないと言うお話だが、不思議と私は足が向いた。

なぜかと言うとお墓に行くといろいろな声が聞こえたか。
生きている人の声ではなく亡くなった人の声・気配などを
身体で感じるようになっていた。
祖母に話したら
「それはここにとって大切なことだから他の人には話してはいけないよ。」内緒にするようにと言われていた。
近くに住んでいる人に会ったとしよう
その時に感じたことが「あ!もうこの人と会わないかもしれない」と思うと大抵翌月には亡くなっていた。
自分でも怖いというか思うからなってしまったという後悔があった。
祖母にはまた内緒で話すと「あなたのせいではないよ。導きを感じ取っただけで悪いことをしているのではないから安心しなさい」と諭されていた。

ある日、曾祖母に自分が持っている力を見破られたことがあった。
まだ、5歳だったが修行したほうがいいと推薦されたが両親は困惑していた。もう少し様子を見てから言ってたのにも関わらず、
旅行と生じて生き急いでいる曾祖母といろんなところに連れていかれた経験がある。感じたこと見たことを話すという単純なことだったが最終的には「だめだ。使い物にならない」と吐き捨てた言葉を受けたこともあった。
でもこんなまじかに曾祖母を感じてこの旅行はいい思い出になってよかった。ありがとうと思う気持ちに変わった。その数年後曾祖母は亡くなった。

それから左手になぜか数珠をするように言われ、数珠ができないときはペンダントにして首にかけるように毎日を送ることとなった。

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