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#14.『料理の担当日じゃないのに』 ヘタレなオレのエピソード

『今日、料理の担当の日じゃないのに、面倒くさいなぁ。』

そう、心に浮かんでしまった。



このnoteは、自分の弱い部分やカッコ悪い部分を率直に表現し、それを受け入れることができれば、もっと生きやすくなるのではと思い、noteを100日間書くことにしました。

今日で14日目です。

今日のヘタレなオレのエピソードはこちら↓↓


【料理の担当日じゃないのに】


目覚まし時計が鳴った直後、朝6:00に、妻の仕事用の携帯電話が鳴った。

妻は訪問看護師をしている。緊急の訪問が入り、朝ごはんも食べずに仕事に出かけた。


我が家では家事を分担している。分担といっても、完全に分けているわけではなく、その時の状況で調整しながら行っている。だが、大体のところで妻が指揮を執り、家事を組み立てている。


朝は、朝ごはんの準備と洗濯物を干す担当を、毎日交互に行っている。今日は本来、オレが洗濯物を干す日だった。料理より、洗濯物干しがルーティン化していて、考え事ができるので好きだ。


しかし、妻が急に仕事に行ったため、私が料理をしなければならなくなった。


『今日、料理の担当の日じゃないのに、面倒くさいなぁ。』

そう心で思ってしまった。


その瞬間、自分のわがままさにがっかりした。妻が毎日抱える負担を思えば、この些細な家事の変更がどれほど小さなことかがわかるはずなのに。

この状況で自分の好き嫌いを言っている場合ではないのに。


本当に、ヘタレだ。



1年半前、家事を100%自分がやると妻に宣言し、頑張っていた時期がある。その時の気づきは、#家事100パーセント45日間チャレンジ にも書いた。


その時、家事の重要性や、妻がどれだけ頑張っているかを理解したはずなのに。


気づけば、家事の指揮を妻に任せ、忙しい妻が急に仕事で出かけたときも、自分の大変さばかりを考え、面倒だと思ってしまう。


本当に、ヘタレだ。


朝ごはんを作らなければ、誰も食べられない。洗濯を干さなければ、臭くなる。布団を畳まなければカビる。洗い物をしなければ、後で大変だ。

結局、朝にやっておくべきことはたくさんある。

だらだらと不満を言っていても仕方がない。娘が学校に遅れると、さらに大変だ。


そう思いつつも、面倒くささを感じながら料理をし、朝ごはんを食べ、娘を見送った。残された洗い物や洗濯は、だらだらと、途中で漫画を読みながら、いつもより時間がかかって終わらせた。


嫌々やっているから、集中できず、時間がかかる。


本当に、ヘタレだ。


家事の重要性を以前深く考え、時間の価値を最近強く感じていたはずなのに。
気づけば、楽な方へと流れる自分に戻ってしまう。

1人で生活すれば、ものすごく堕落してしまいそうだ。

このヘタレは、一生続くのではないかと思う。


しかし、他人と生活したり、仕事をしたり、人と一緒にいるためには、家事も、仕事も、時間も、大切にしなければならない。

相手を思いやる行動、想像力が重要だ。


ヘタレでも、人と共に生きるために、少しずつでも相手のことを思いやる行動をしていきたい。たとえ、最初に自分勝手な、自分本位な思いが浮かんだとしても、その後にどのように行動するかが大事なんだと、今回の家事に関するヘタレなエピソードを振り返り、改めて感じた。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。

残り86本、いろんなヘタレなエピソードを書いていこうと思います。

よかったら、また見てみてください🍀


SAKAMO / 坂本岳之

読んでいただきありがとうございます。もし心に残る言葉があれば、サポートしていただけると嬉しいです。今後も応援を励みに書いていきます。