片付かない理由を探している

本棚が崩れてからどのくらい経ったのかわからない(一ヶ月は経ってないと思う)。けれど、いまだに本棚はがらんとしたままで、ほとんどの本が床に積まれてごちゃごちゃと並んでいる。学生時代に使った文献。書店員時代に仕事で読んだ本と読むつもりで買った本(好みではないが売れ筋の本は読もうと努力していた。がんばってたなあ。実際はたいして読めなかったけど)。読みたくて買った本。そんなんがいっぺんに落ちてきて完全に混乱している。

もう使わない文献は紐でくくって物置におけばいい(手放すのが惜しいなら)。それか売ればいい(未練がないのなら)。仕事のためだけに買った本も売ればいい(未練はほとんどないからできそう。でも本当か?)。好きな本はもちろん並べておこう。自分のために、わかりやすいように、ジャンル別でも著者順でも判型ごとでも好きなように。

そういう感情と考えと発想と理想が入り乱れてどうにもならなくなり、とりあえず、現状を維持(放置)している。なのでもう片付けをあきらめて、なぜできないのかについて考えたい。そして「片付けたら?」と家族に言われたら「いやあ難しいですね、なぜなら…」としたり顔で論破したい。そんなことばかり考えている。これもまた、考えてるだけですけどね。


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