コメント_2020-01-15_235729

投資の最適手法って結局何?(前編)

新年あけましておめでとうございます。2020年は切れ目もいいし、オリンピックで大きく日本が盛り上がるであろう年。

今年は何を目標にしようかなー?と考えている方は多いかと思います。私自身昨年を振り返ってみると何かしら毎日仕事に追われて、これをやり切った!といえるものはなく、だらだらと本を読んでふーん!してただけな気がしており、、今年は少しでも皆さんになにか共有できることがあればと記事にしてみようと思います。

今年の目標

(1)将来に向けての投資手法の勉強と実践

(2)学びを共有

(3)機械学習・深層学習の習得(G検定、E検定取得)と業務への反映

本記事では目標の一つ目「投資」について少し長くなるので前編、後編に分けて共有したいなと思います。

私の投資経験

今まで投資はちょくちょくやってきましたが、何か自慢できるほどの成果は上げれていません。国内株式をなんとなく日経の記事情報や友人の話から購入->一喜一憂を繰り返し冷静になってみれば結果マイナス...

外貨為替にも手をだしてみたりしましたが、トランプのTwitterの発言に振り回されて結局築いてみればマイナス...

唯一プラスで推移しているのは積み立てNISAで昨年は年利8-10%程度で運用することができています(完全に2019年の夏からの日経平均の回復のおかげ)。

新NISA制度も発表され、国として投資を推奨するこのご時世ですが、結局のところ投資はマネーゲーム。誰かが勝てば誰かが損をする世界です。厳しい現実。

じゃあ最適な投資手法って?

内容が重そうで避けていましたが、ついに以下の名著に手を出しました。


感想としては、きっとそうなんであろうとわかっていたことを様々な事例を踏まえ具体的に納得させられた気分でした。偉大なおじいちゃんにあせんなよってなだめられた感じ。笑 

本著の重要な部分をかいつまむと以下になります。

(1)継続性のある貯蓄計画で時間をかけて運用する

(2)分散投資が大原則

(3)インデックスファンドを中心としたポートフォリオを組む

(4)PER( 株価収益率) / PBR( 株価純資産倍率) が 低い 銘柄=バリュー株を選択する

前編では(1)、(2)に説明を絞って説明します。

(1)継続性のある貯蓄計画で時間をかけて運用する

人間誰しもが目の前のお金に目が眩みがちです。この記事を読んでくださるということは投資に興味があり、お金が大好きだと思います。

そんな人こそ要注意。投資の上で最もいけないのが周囲の甘い儲け話に乗らないこと。昨今ではビットコインをはじめとする仮想通貨のバブルによって多くの億り人と呼ばれる人が様々なメディアでもてはやされました。かくたる私も友人がかなりの金額を儲け、その話を聞くとうらやましーー!!やりたい!と思ってしまったもの。

しかしながら本著ではバブルに乗っ取り儲けた人は長期的な視点で見ると損、または大きな利益を上げていないという具体例とデータを示しています。

IT株が熱い!今が買い時!よく聞こえてきそうな内容ですが、ガン無視してください。

確固たる精神でコツコツ積み立てることこそが将来大きな資産を手に入れる最短の近道です。

また積み立てに際しては将来設計を予測して、必要な金額を積み立てていくことが重要です。複利の効果を侮るなかれ、積み立てNISAの毎月積み立て額の上限33,333円を年利5%で積み立てNISAの期限20年運用すると元本は倍になります。

以下のサイトでは将来の必要な時期を目安に必要な積立金額も概算できます。


(2)分散投資が大原則

コツコツ積み立てて運用することが、最適解であることは説明しました。では、最適な投資手法とそのポートフォリオはどうすればよいのでしょうか?

実際にはこのポートフォリオに従えばOK!みたいな100点の回答はありません。なぜならその人の資産的余裕やライフサイクル、世界の経済状況を鑑みて適宜リバランスが必要だからです。

なので、本著で記載のあった基本的な考え方を紹介します。

年齢がまだ20-30代の時

Ex)  株式: 70% 債権15% 不動産(REIT)(*1):10% 現金:5%

画像2

年齢が若いうちは分散投資のうち、株式の比率を多くとり、アグレッシブな投資が推奨される。

60代以降 退職後

Ex) 株式: 40% 債権35% 不動産(REIT):15% 現金:10%

画像3

年齢を取るにつれて不動産(REIT)商品や債券の比率を増やすことで、リスクを軽減し、利子、配当を中心としたポートフォリオが推奨される。

じゃあ、株式のうち何を選択すればいいのかは後編で!

(*1) REIT(リート)とは、投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品のこと。

現在私は楽天証券にてNISA講座を開設していますが、NISAの商品内にはREIT、債券は含まれていません。したがって現状株式のみの運用になっているので、見直さないと。。





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