1年半ほどかけて18〜19kgほど痩せて、半年ほど維持している。

私は「痩せたいが、食わないと空腹で苦痛だ。ゆえに太るほど食う必要がある」というように考えて食いまくっていて、30歳代後半で90kgをオーバーするまで太ったわけですが、「痩せたいので、つらいかもしれないが、痩せる程度にしか食わないようにしよう」としたら痩せた。1年半ほどかけて73kg前後まで落として、半年ほど、特に問題なく維持している。

まったく運動しないわけではないが、運動しまくって痩せたのではなく、カロリーを制限して痩せた。

具体的には、週に2回ほど一日一食断食をして、週に3日ほど、朝昼飯を低カロリーなもの(インスタントラーメン1袋程度)にして、残り2日程度は今まで通り、というかんじ。夜は毎日腹いっぱいうまいもの食ってビールとか飲みまくっています。

間食はあんまりしないが、一日一食断食の日以外は、お菓子1個くらい。辛党なので元々あんまり甘い物は食わないし甘い物は飲まない。コーヒーはブラックで砂糖は入れない。元々。

92kg弱から73kg前後に落としてBMI30オーバーから25を下回るところまで。(身長173cm、男性)

BMI的に「肥満」から「普通体重」まで落としたので、まあ「ダイエット成功」と言っても嘘ではないだろう。腹筋割れたバキバキの理想的体型、とかではないが…

ところで、「痩せたいが、太るほど食う必要がある。食わないと空腹で苦痛だ」という太った人物の状態は、ある種の妄想、錯覚にとらわれているのではないか?

なぜかというと、私は「それは気持ちの問題にすぎない。実際には、痩せる程度にしか食わないことで、身体的問題は起きない。太るほど食わないと事実身体的問題が起きるなら、痩せる程度にしか食わないので痩せていて健康な人間の存在が説明できない」と考えると、特に問題なくカロリーを制限できたのである。別につらいというほどつらくはなかった。

実際に太るほど食わないと身体的問題が起きるという人もいるのかもしれないけど、少なくとも私は違った。

三食ガッツリ太るほど食わなくても、問題なく労働できるし、趣味の運動とかもできるし、特に問題なかった。(筋力は落ちたが、これは「筋トレすると食いたい気持ちが強くなる」と考えて筋トレサボりまくっていた影響も大きいと思う)

つまり、何か素晴らしいことをした、プラスの価値を作り出したということではなく、自分自身で問題を作り出し、マイナスを作り出していたのを、ゼロに近付けただけ。

無駄な脂肪を作り出していたのを、減らしただけ。

別に興奮するような素晴らしいことではないが、まあ、無駄な問題が低減したのはよかったといえる。

※「あなたもそう考えなさい」とか「あなたも一日一食断食しなさい」などと勧める意図はありません。摂食障害などの引き金になることもあるので、ダイエットは自己責任で。

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