奥深さ

経験の中で得てきたことというのは、生きてくる。
仕事の中で得た技術というのは、その過程によって自分がどういう関わり方をしたのか。
という観点で生き方も補完するようなそんな側面がある。

今はブルーカラーで、ホワイトカラーからは少し遠のき、事務作業も兼ねて日々現場仕事に汗を流している。

ある面で特化してきた自分は自分の汎用性ということに常に疑問を、その仕事をしてきた時には生き残るということに対して倦怠感や恐れを感じていた。

ふと、従事し働き出すと自分の学生時代の経験や長年積み重ねてきた自己管理、体への理解や人付き合い。
なんでもどこかで生きてくる。

オーダー通りに仕事をこなすことに慣れて入れば、異業種で一年生でも問題ない。学生時代に運動部であれは少し動かせば感が戻る。
数種のシステムを使いこなせればPC作業は問題ないむしろ取り組む姿勢で前職をこなしていれば、その分野のシステムの中核的な意味合いを持つ共通認識の設定は変わらない。

子育てで忍耐を持ち、仕事に誠意を持ち、前向きな気持ちで仕事を学んで変化に対応していけば、大きな問題は少なく、むしろ最終的な品質や責任を環境に合わせていくということで心理的ゆとりも持つ。

動かないと何も見えてこない。
自分は徹底的な自己管理の中にも人と向き合いながら仕事をしてきた。

環境適応はそれほど難しくなかった。
部活やりながら、というと誤解を招くが肉体労働の定義が変わった。

体を作り仕事をし、生きていくことの意味が自分の根幹的な思考とは意味合いが違うことを知る。

結構手前の方に答えはある。
自分に起こしがちな失敗ではあるが、もっと緩やかに生きることを楽しみながら過ごしてもいいのではないか。

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