アシュウのはじまり旅〜-地球人との出会い(小説) 著サイ

「アシュウのはじまりの旅-地球人との出会い」

地球から遥か彼方に、ネパウス星という地球に似た惑星がある。

そこには、立憲君主制のネパ王国と大統領制のウス連邦国の2つ大国が存在する。
これら2つの国は100年間にわたって戦争状態が続いていた。

ネパ王国は、戦いに勝利するため、最強の兵士をつくる、遺伝子操作技術を用いた「アシュウ計画」を秘密裏に開始。その計画は成功し、そこから生まれた者たちをアシュウ(始まりの者たち)と呼んだ。

第一号であるゴウ・ネパウス・シンカゥル・ドゥシン・バルクス(通称 ゴウ大将)が生まれた。

彼をリーダーとして、1500人のアシュウの軍隊を結成した。この力により、ネパ王国は勝利を収め100年にわたっていた戦争状態は終わった。

しかし、その力ゆえに、アシュウたち差別と迫害を受け、命を狙われることになった。

アシュウたちは、ネパウス星を脱出し、新たな人工コロニー「CIWS」を築き上げることに成功し、繁栄していった。

しかし、彼らの過去の経緯から、他の種族との共存は難しいものであった。

アシュウたちは、自分たちが差別されることを恐れ、その恐れで、他の種族を攻撃するようになってしまった。彼らは、自分たちが強いことを証明するため、力ずくで他の種族を支配しようとしたのだ。

しかし、ある日、アシュウたちは、地球人との接触に成功した。

地球人は、アシュウたちが持つ力を恐れ、彼らを攻撃することもできた。
しかし、地球人は、アシュウたちが受けている差別の歴史を知り、彼らを支援することを決めた。

地球人たちは、アシュウたちが持つ力を生かし、共に平和を築くことを提案した。アシュウたちは、初めは疑心暗鬼だったが、地球人たちの誠意に触れ、彼らと共に平和な世界を築くことを決意した。

アシュウたちは、地球人たちと協力して、差別をなくし、平等な社会を築き上げた。彼らは、力を誇示することなく、他の種族との共存を実現した。そして、彼らの力は、平和な世界を守るために使われるようになった。

「アシュウの旅」は、差別と平和をテーマにした、未来を見据えたSF小説である。強い力を持つ者が、差別や迫害を受けることがある一方で、共に平和な社会を築くことができる可能性もあることを示している。また、異なる文化や種族が共存する社会を実現するためには、誠意と協力が欠かせないことを教えてくれる。

--------------------------------------------------------登場人物と世界観
ゴウ・ネパウス・シンカゥル・ドゥシン・バルクス(通称 ゴウ大将)
種族:アシュウ(遺伝子組換生命体)
出身地:ネパ王国
性別:男
現在推定年齢:231歳(見た目は、30代前半)
体重:100kg 身長170cm
・アシュウ計画での遺伝子組換技術によって生まれた、知的生命体。人間と全く同じ姿をしている。人間としての感情も持つ。
CIWS創設者。
同性愛者であり、チュウキチ事務参謀総長と結婚している。政治亡命で地球に亡命した。

チュウキチ・ネパウス・ドゥシン・バルクス
(通称 チュウキチ事務参謀総長)
種族:バルクス人
出身地:バルクス自治区
性別:男
現在推定年齢:228歳(見た目は、20代後半)
体重:95kg  身長187cm
・同性愛者であり、ゴウ大将の夫、CIWSのトップ

ヤマト・ネパウス・ドゥシン・バルクス
(通称:ブラックマン)
出身地:CIWS
性別:男
推定年齢:198歳(見た目、20代前半)
体重:90kg  身長200m
・ゴウとチュウキチの子供、長男。
   CIWSの役員。異性愛者、既婚者
  子供が3人いる。

アイル・ネパウス・ドゥシン・バルクス
(通称:アイル)
出身地:CIWS
性別:男性
推定年齢:195歳
体重:95kg   身長210m
・ゴウ大将とチュウキチ事務参謀総長の子供、次男。
地球の一般の企業で、自動車整備のエンジニアとして勤務
作業ツナギがよく似合う、メガネ。
同性愛者であり、未婚。現在同性パートナーと同棲中。


リカ・タナカ・ネパウス・ドゥシン・バルクス(通称 リカ評議員)
出身地:CIWS
性別:女性
推定年齢:190歳(見た目年齢20代前半)
体重:64kg  身長180cm
・前夫が戦争で亡くなった。地球人の日本人のタクミ・タナカと再婚。ゴウ大将とチュウキチ事務参謀総長の子供、長女。銀河評議員。既婚者。子供が3人いる

タクミ・タナカ
種族:人間(地球人)
出身地:沖縄
年齢:30歳
体重:75kg 身長170cm
リカ評議員の夫。銀河協議会の議員

アシュウ
アシュウ計画のバルクス人などの遺伝子使った遺伝子組換技術で生まれた、知的生命体。新しい種族。1000年以上生きると言われている。人間と全く同じ姿をしている。人間としての感情を持つ。戦闘能力があり知能が高い。


ネパウス星
第2銀河系にある地球と同じ環境である星
ネパ王国とウス連邦国と2つに国があり、125の自治区がある。

ネパ王国
ネパウス星の西側にある立憲君主制の王国
医療・遺伝子技術大国
君主:アル2世
人口:調査中
言語:主にネパ語

バルクス自治区
ネパ王国とウス連邦の南の国境の間にある自治区
1000年生きると言われているバルクス民族が住んでいる。

ウス連邦国
ネパウスの北側にある大統領制・自治制の国家
金融・農畜産・ITなど
大統領:ユイ ザイゼン
言語:主にバルクス語

CIWS
ゴウ大将らが創設した、独立したコロニー、どこの国家にも属しない第1銀河系にある人工コロニー。
行政地区と商業地区・住居地区に分かれている。各国の大使館が置かれている。
人口:10万人

アシュウ計画終了後に、宇宙空間にアシュウたちを保護するためにつくられた場所。現在は、宇宙の警察兼通関管理組織として主に機能している。宇宙一の影響力を持つ。
主に地球とネパウス星の間のワープの運行管理をおこなっている。

銀河協議会(本部所在地 CIWS)
CIWS運営方針を決めるために創設された、民主的な議会。多種多様な種族で構成されている。議員は、AI(人工知能)と各投票権を持つ人たちから選挙で公平に選ばれる。

銀河評議会(本部所在地 CIWS)
CIWSの監視のためにつくられた組織。
評議会員は、銀河協議会の議員の中の地球人とネパウス星人から選ばれる。

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