ロングセラーのカギを深夜ラジオ番組から読み解いてみた
こんにちは。音声ポッドキャスト配信×LPwebディレクターの堀内崇です。
「ラジオ深夜便」は実は驚異的な番組!
とある事情で、NHKラジオの「ラジオ深夜便」を聴きました。
NHKといえばNKHラジオらじるで聴きました。
聞き逃しが1週間聴けるのはファンにとってはうれしいですよね。このあたりはテレビの「TVer」とかと同じ感じかなと。深夜なのでどうしても眠ってしまう…ってこともありえますし。
聴いたこと無い方でもなんとなく想像できるかもしれませんが、レギュラー構成が「ロマンチックコンサート」「にっぽんの歌こころの歌」「明日へのことば」とラジオ深夜便の内容は結構渋い。
ですが、365日休まず、23時5分から翌朝5時までおよそ6時間生放送というのが驚異的!(メンテナンス日は除く)深夜ラジオといえば「オールナイトニッポン」のイメージが強いですが、オールナイトニッポンだって深夜1時〜翌朝5時まで(オールナイトニッポンZEROも含む)なので、この毎日のロングランぶりは驚異的なんですよね。
調べによるとラジオ深夜便は1990年よりスタートしており、今年で21年。さすがにオールナイトニッポンの54年にかなわないものの、それでもロングラン番組といっても過言ではありません。
JET STREAMは50年以上!
ラジオのロングラン番組といえば、TOKYO FM-JFN系全国ネットで平日24時から1時間といえば「JET STREAM(ジェットストリーム)」とピンとくる方も多いのではないでしょうか。
1970年エフエム東京(現・TOKYO FM)で放送開始されて以来51年、前身の放送局から数えると54年を迎えるJET STREAM。イージーリスニングと機長・福山雅治さんの語りは、心を穏やかにさせてくれます。
24時からの1時間、1日の喧騒を忘れるかのごとくにぎやかな番組が多いTOKYO FMにおいても毛色が全く違う番組です。
長く続くカギは「いつもそこにいる安心感・安定感」
こうしてみるとラジオ深夜便、JET STREAMも深夜・数十年続くという点で共通しています。
なぜ、長く続くのかを私見だけど感じたことをお伝えしますと、「いつもそこにいる安心感・安定感」ではないかと考えます。
まずは、冒頭のイントロ。
JET STREAMではフランク・プゥルセル・グランド・オーケストラの『ミスター・ロンリー』が、ラジオ深夜便では De Wolfe Musiの『The Chance You Take 』が流れます。
おそらく、、、なんですけど。
このオープニングの瞬間だけで心をつかんでいるのではないか…と考えます。
「ああ、今日もこの時間が来た」
と、ホッとする安心感といいますか。
そして、2番組とも特番でもない限り、変わらない毎日(平日)続くレギュラー構成は安定感そのもの。
これって、変化を好むというより安定感を好む日本人の気質と言いますか体質にピッタリあっているのでは…と考えるんです。
そしてテレビにはないラジオの身近な存在は私がお話するまでもないかと思います。
いつもこの時間、そこにある安心感・安定感
これがロングセラーを生んでいるのではないかと考えます。
音声配信「も」、奇をてらう必要はない
ラジオ深夜便、JET STREAMをみてもファンから長く愛される配信・発信は「安定感」がベースになっていることには間違いないでしょう。特番でもない限り、ずっと同じ時間、同じ構成です。内容(深夜便はアンカー)だけが変わるだけです。
ですから、なにか特別なことをしゃべらなきゃとか、または奇をてらう必要もありません。インフルエンサーをみていると中には奇をてらうようなことをしている人もいますが、、長く安定的にファンに愛されるインフルエンサーは安定的な配信があってこそです。これがYouTubeをみてもユーチューバーのHIKAKINさんやスーツさんのような配信はまさしく安定的だと思います。
音声配信も同じです。
音声配信も毎日とか毎週●曜日・・などレギュラー日程でレギュラー構成で発信し続けることでの安定感で「いつも新しいことが聴ける」という安心感を得られるのです。それはたとえ「学び」のコンテンツであろうと「エロ」のコンテンツでも(笑)同じかと思います。
これはなにも特別なことではありません。続けたもの勝ちです。
企画や媒体、配信者がすごくても発信し続けることでの安定感で「いつも新しいことが聴ける」という安心感には変えられまでん。
企画はもとより、構成の安定と毎回定例発信し続けることについては私が提供している「ラジクリ!」が得意とするところです。話す内容の企画はもとより、安定的に配信し続けることに尽力いたします。
おわりに
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