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面接方法について解説!

3月から就活解禁や面接など人事もバタバタ!
まだ遅くない!面接方法を今のうちに振り返りましょう。

面接に「こう聞けば良い」と言う解は存在しない

会社によって、また人によって
求職者や学生への面接の仕方や投げかけ方は違うものです。
しかし押さえておくべきルール、セオリーは存在します。
これから解説します。

1.就職差別につながる恐れのある質問はNGです

厚生労働省が発表しているガイドラインを参考いただければすぐわかります。
(「面接NG質問」とかでググればすぐ出てきます)
ちなみに質問例なども記載してあることから、念の為に面接官には
チェックしておく事をオススメします。

私またはあの上司は大丈夫と思っている方、これらは応募者の人権侵害に
該当する可能性があり、行政指導の対象となります。
昨今、応募者同士の情報交流もネットやSNSでやり取りが活発になっています。信頼を一度失うと応募者が寄り付かなくなる可能性があります。

2.面接の制限時間内に何を聞き出したいのか取捨選択

会社によって面接の時間が限られているところがほとんどだと思います。
その中で、応募者からどんな情報を聞き出したいのか選択してください。
これは後ほど詳しく述べますが、面接は面接官が喋る場ではないです。
応募者に喋ってもらわなくてはいけません。
そのためにも質問の的は絞る必要があります。

3.質問の前にアイスブレイク

応募者から聞きたいことがあるのであれば
必ずアイスブレイクは先に入れましょう。
「何を話せばいいかわからない」と言う方は
きどにたてかけし衣食住」とググってみてください。
話題を広げられる頭文字をとった言葉で結構使えます。

アイスブレイクの理由は
応募者は面接というだけで緊張しています。
もしくは、ガチガチに質問の予習をしていて数百のテンプレが
頭を巡っているかもしれません。
緊張をほぐしてその人の人間性や内面を察知するためにも
アイスブレイクは入れましょう。

4.「〇〇ですかね?ではなく、なぜ〜?」

私が面接官初心者の頃、よくやってしまっていた癖がこれです。
面接官が応募者の言葉から先回りして「〇〇と言うことですかね?」と
聞いてしまう。応募者の返答は「Yes,No」になってしまう。
応募者に喋ってもらうためにも「なぜ〇〇しようと思われたのですか?」
のように、理由を尋ねると返答でパーソナリティが現れます。

5.事実の入り口と出口

例えば履歴書や職務経歴書、新卒生ならESなどありますが
書かれてある事実に対して「なぜ〇〇を選択したのか」を
探ることができます。
入口というのは入社や学校進学など
出口は退社や卒業など

注意点:質問の仕方には注意が必要です。
冒頭で述べたように就職差別につながる恐れは避けてください。

最後に

面接においても会社ごとでやり方は違えど
一定のセオリーは存在します。
聞いても不毛な「入社の覚悟や決意」や「長所や短所」ではなく
本当に会社に合う人材なのか見極める面接の一助になれば幸いです。




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