明日からでもオンライン採用は始められる!押さえるべきZoom機能や注意点解説
コロナをきっかけに、オンラインで選考を進める企業が増えてきました。一方で延期に延期を重ね、学生を放置してしまっている企業も・・・
企業からの連絡が1ヵ月途絶えていて不安、という学生の声もちらほら聞こえます。
パッと思いつく打開策は「ウェブ面接」ですが面接だけで内定を出すのは流石に無理・・・そもそも面接できる人数まで絞り込むには、集団での選考が必須。
従来の選考内容を、そのままオンラインでやるのは不可能じゃ・・・?
「雰囲気や熱意が伝わりにくい」
「ツールを使いこなせないイメージがある」
こんな不安や課題があり、まだオンライン選考に踏み切れないのではないでしょうか?
しかし!
それだけで敬遠するのは損ですよ!
実際にオンライン採用を行った学生や企業からは
「交通費をかけずに参加出来る」
「リラックスした状態で臨める」
「現場のコストが削減された」
「出会う学生の数を大幅に増やせる」
「通常のグループワークよりも学生の事がよく見える」
などポジティブな意見が多数!
そこで、この記事では
・すぐにオンライン選考で使えるグループワーク
・どんな選考内容も可能にする、必至のZOOMの機能
・見落としがちな注意点
をご紹介します!
読むだけで有効的なオンライン採用ができるようになります!多くの企業がまだ二の足を踏んでいる間に優秀な学生を採用しましょう!
今すぐ使えるグループワーク4選
特別なキットや道具は不要です。
難しいルールを覚える必要もありません。
あなたは、気になるワークを選ぶだけ。
すぐにオンライン選考が設計できます。
①十人十色ゲーム
「十人十色ゲーム」とは、他人の好みの食べ物を当てるゲームです。正解すると点数が加算され、最終的に一番高い点数を獲得した
グループが勝ちとなります。
まず、
「目玉焼きには何をつけて食べるか」という例題が出され、
ソース、ケチャップ、醤油の3つの中から、それぞれ自分の好みをグループ内で述べます。
次に、ファシリテータ(進行役)が何を好むかをグループ内で予想し発表。ファシリテータが正解を発表し、正解したグループは1点獲得するこができます。
これを繰り返し行うのが「十人十色ゲーム」です。
このゲームの狙いは「他者の視座」を意識することです。
自分本位で物事を考えがちですが他者の立場で物事を予想することは、ビジネスにおいても必要な要素となります。
アイスブレイクの役割も果たすゲームです。
②ペア探しゲーム
「ペア探しゲーム」とは、参加者に「ワード」を配布し、同じワードを持っている人を探すゲームです。
例えば自分に割り振られたカードが「自転車」というワードの場合は、「それは物ですか?」「いつ使いますか?」などの質問を繰り返し、ペアを探します。
ゲームは、全員がペアになったら終了です。
難易度を下げるには同じようなカテゴリーのワードではなく
異なるカテゴリでのワードを
難易度を上げるには同じカテゴリー内のワードを用意しましょう。
コミュニケーション能力はもちろん、ヒアリング力も見ることができます。
③コンセンサスゲーム
「コンセンサスゲーム」とは、シュミレーションゲームの1つです。雪山、砂漠、無人島などで遭難したら…?というような設定があります。
設定された物品に、まずは各自で優先順位をつけ、その後、それぞれの優先順位をグループ内で共有。そして課題についてグループで話し合い、グループとしての結論を導き出します。
重要なのは、最終的な結論がグループ全員の合意(コンセンサス)を得たものでないといけないということです。
模範解答とチームが出した結論との誤差により勝敗が決まります。
対面ではなく、オンラインで行うことで難易度が上がるためより各グループの工夫やコミュニケーション能力、論理的思考能力が見やすくなるでしょう。
④図形伝達ワーク
「図形伝達ゲーム」とは、1人が正解となる図形(絵でも可)を見てそれをペアの人に口頭だけで伝えるゲームです。
図形を直接見た人が、説明する情報を元にペアは図形の正しい形を考えます。ペア間での質問はOKです。伝える側と答える側は交代で行います。完成した図形が一番正解に近かったペア(チーム)の勝利です。
見たものを言葉だけで伝えるのは想像以上に難しいですよね?
ミスコミュニケーションが起こらないよう、
「どうすれば自分の説明が相手に伝わりやすいかを考えて伝える」という力が必要です。
抑えておくべきZOOMの機能6選
オンライン採用を行うにあたり、この6つの機能さえ覚えておけばオンラインでグループワークでも、懇親会でも可能になります!
あなたが今まで対面で行ってきた従来の選考内容も
そのままオンライン仕様に出来るかもしれません!
①画面共有
よく会議などでも使われますが、自分のパソコンの画面をミーティングに参加しているメンバーに共有して見せることができます。
これにより資料などを前もって配布したり、プリントアウトする必要がなくなり、すぐその場で共有することができます。
資料は映像としてミーティングに参加しているメンバーに表示されるため、データそのものは送信されず、セキュリティ面でも安心です。
②チャット
ZOOMにもチャット機能があります。ミーティング内のメンバー全体に送信できるだけでなく、選択したメンバーだけに送ることができるので、万が一のトラブルの時に活用出来る機能です。
③ホワイトボード
こちらは、マウスやタッチペンで書いたものがそのまま画面に映し出されます。画面共有の機能の一種です。
もちろん文字をタイプして表すことも出来ます。全員が記入可能で、本物のホワイトボードと同じように利用できます。
④ブレイクアウトルーム
グループワークに欠かせないのがこの機能。ミーティング参加メンバー内で、小部屋を設定し、個別のミーティングを行うことが出来る機能です。
元のミーティングは続行したままなので各グループのディスカッションが終われば、すぐに集合することが出来ます。
最大で50のチームに分けることが出来ます。
⑤カメラのON/OFF
各自で、映像のありなしを選択することが出来ます。
この機能が選考内で活躍するのは、グループワークの時です。
各グループの様子を見るときに学生に混じって、社員がじっと見ているとディスカッションに集中できないですよね?
カメラをオフにして、音声のみの状態にしておけばこちらからは学生の様子が見えますし、学生側も課題に集中でき、質問があるときはすぐに聞くことが出来ます。
⑥録画
これはオンライン選考ならでは、の機能ですね!
選考後に、学生の様子や発言を見返すことが出来ます。
オンライン採用で見落としがちな注意点
グループワークも選んだし、ZOOMの機能も覚えたから完璧だろう!と思いましたか?
いいえ!注意点が2つだけあります。
せっかくここまで準備が整ったのですからもう2つだけ網羅しておかないと損ですよ!
①書記
グループディスカッションにおいてリーダーになる人はいますが、
メンバーの考えをまとめる役割も必要です。
しかしオンラインではどう対応すれば良いでしょうか?
書いたメモを画面越しに見せる・・・?
とても見づらくなりそうですね。
そこで役立つのがGoogleドキュメントです!
予めファイル作っておいて、ドキュメントのリンクを共有しておくとメンバーそれぞれが同時に見たり、書き足したりすることが出来ます。
人事側も、選考中・選考後に各グループのメモを見ることが出来るので新たな判断材料が増えることとなります。
②ストップウォッチ
タイムキーパーはとても忘れやすいので注意です!
・ZOOMのミーティング時間を常に表示しておく
・各グループについている社員が、時間を知らせる
・ストップウォッチを移した画面を共有しておく
などの工夫が必要です。
いかがでしょうか?
もしあなたが「明日からオンラインで選考して!」と言われても大丈夫!
オンライン採用、実現できそうな気がしませんか?対面でないからこそ、コミュニケーションの量が意識的に増え、オンラインの方が良いという声も挙がります。今後はコロナに関係なく、オンラインでのやりとりが増えるでしょう。
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